ずっと気になっていた、地元・伊那市高遠を舞台にした小説『恋するあずさ号』を読了。
都会の生活に疲れた方や、長野県を離れて久しい方に、是非とも読んでいただきたい一冊です。
地元振興のために、小説の舞台を体験する観光ツアーがあれば面白いのにな~。そして、地元書店ももっと本著をアピールすべきだと思います。
情景がすべて分かるのでストーリーにグイグイ吸い込まれ、わずか一日で読んでしまいました。
長野県人が忘れかけた、でもすぐに記憶の引き出しから取り出すことができる、懐かしの情景がたくさんあります。最後の「私ね、あの町でおばあちゃんになりたいんだ」という主人公・梓の言葉を読んだとき、自然と涙が溢れました。田舎移住をアピールする文言は今まで数多く見てきましたが、この言葉ほどスッと心の中に入って来るものはなく、伊那市の良さを表してくれていると思います。
高遠湖
都会の生活に疲れた方や、長野県を離れて久しい方に、是非とも読んでいただきたい一冊です。
地元振興のために、小説の舞台を体験する観光ツアーがあれば面白いのにな~。そして、地元書店ももっと本著をアピールすべきだと思います。
杖突峠から諏訪湖を望む
高遠城址公園の紅葉
美和湖
山室川と大明神橋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます