英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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太陽の湖

2017年06月28日 | 閑話
「さんれーく伊那北店」が6月末で閉店すると聞き、食べ納めに久しぶりに訪れました。
約30年前、中学生だった頃。まだ“ファミレス”という言葉すら存在しない時代に、初めて「さんれーく」に連れてきてもらいました。当時、実家近くの国道153号線沿いで外食ができるところは「さんれーく」しかありませんでした。

確か1,200円ほどしたサーロインステーキを初めて口にした時、「世の中にはこんなに旨いものがあるのか!」と感動したのを覚えています。その後も、定期テストが終わった時などに連れて行ってもらって食べたステーキは、最高の贅沢でした。高校入試が終わったらまた連れてきてもらう約束を励みに、勉強を頑張った記憶があります。

高校を卒業した時、同じクラスだった女の子が大学の入学式までのわずかの間にバイトをしていて、私と同じく浪人が決定した友人と冷やかしに行ったこともあります。「あ、浪人だ!」と逆に冷やかされたり(笑)。その友人と浪人生活を終えた時に、お互いの受験結果を報告し合うために足を運んだのも「さんれーく」でした。

時代の流れで、近辺の国道沿いには、すき家・幸楽苑・丸亀製麺・大石家・ガスト・テンホウ・LAWSONなど外食産業やコンビニが進出、天竜川の東側にはマクドナルド・コメダ・スターバックスができて、人の流れが大きく変わってきていました。閉店は逆らえないものなのかも知れません。

閉店間近で店内は込み合っていました。お目当てのサーロインステーキは品切れでしたので、角切りステーキを注文しました。

角切りステーキ 130g(1,080円)
でも、味は30年前に食べたサーロインステーキを思い出させてくれるには十分でした。これぞ青春の味です。

普段だったら頼まないパフェもデザートでいただきました。

ミニモカパフェ(410円)
食後は、店長さんに挨拶をしてお店を後にしました。長い間、ありがとうございました。またどこかで青春の味に会える日が来ることを祈っています。


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