今年は3月の寒の戻りで桜の開花が遅れ、信州伊那谷は今週が満開を迎えています。しかし、Facebookやブログの過去記事を遡ってみると、今年と同じくらいに満開になっている年も多く、気象庁の発表でも平年並みだそうなので、ここ数年が早すぎたのかも知れませんね。
我が家の桜(2016年4月12日 撮影)
5年半もの間、毎日100英文音読を続けている『新・基本英文700選』の467番に次のような英文が載っています。
We are now at the end of March, when the subject of cherry blossoms often comes up in our daily conversation.
(3月ももう末になって、桜の話題がよく出る時期になった)
この英文では関係副詞 when の非制限用法がもちろん大切なポイントですが、注目したいのは前置詞 at の使い方。後ろに March があるから in と決め付けるのは早合点です。at のイメージは、線上の点。時の流れを1月から12月の線でとらえた上での3月ですから at です。時間を表すのに at を使うのと同じイメージです。
また、地名だから in を使うのも早合点。I live in Ina. はOKですが、JR飯田線に乗って、飯田から岡谷へ向かう途中の伊那で降りた時は、I got off the train at Ina. となります。
前置詞 at のイメージ
たった一文でも掘り下げていけば多くの学びにつながり、それが基礎力となっていきます。
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