『私の早慶大合格作戦 ’22年版』が今月発売となりました。
私が大学受験生だった1990年頃は、毎年5月に発売されていました。代ゼミで浪人していた時、発売日に代ゼミライブラリーには行列ができ、先を争って購入したのが懐かしく思い出されます。早稲田と慶應を目指す受験生にとってはバイブルであり、みな隅から隅まで読み漁っていました。私は文字通り毎日手に取り、合格者に自分の姿を重ね合わせることで心躍らせ、大学受験に対する不安を軽減していました。
少子化の加速、プライバシー問題、インターネットの普及・・・。時代の流れと共に、いつからか読まれなくなってしまったようです。入試対策として使いたいのに9月発売では遅すぎる感を否めませんが、もちろん、現在の高1・2年生や高3で浪人してでも早慶を目指している受験生には強力な一助になります。
受験勉強では合格した人の勉強法を参考にするのが大切です。しかし、万人に通用する勉強法はなく、様々な成功例から情報を取捨選択し、自分にあったやり方に微調整して自分独自の勉強法を確立する。その過程こそが、受験勉強の醍醐味なのです。
目標を達成する人はみな、自分流の勉強法を持っています。先生や先輩から指導されたことや言われたことをそのままやってみるのは大事ですが、そのやり方がその人に相応しいとは限りません。まずは行動を起こし、やってみる。そして、しっくりこなければ少し変えてみる。この試行錯誤が自分流の勉強法の確立につながっていきます。
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