昨日は冷たい霜月の雨。11月の雨は、浪人時代を思い出させます。東武東上線中板橋駅近くのアパートで、独り浪人生活を送っていた1991年11月。日も短くなり、日に日に増していく寒さ。浪人生にとっては、気持ちがさらに塞ぎ、不安が増してしまう時期です。そこに追い打ちをかける雨。不安のあまり涙し、自問自答し、葛藤と戦う時期でもありました。
ふと本棚に目を向けると、そこには受験参考書に混じって一冊の文庫本がありました。石川達三『青春の蹉跌』。何気なく読み出すや否や、貪るように読み続け、5時間余りで読破するほどに没頭しました。それまで小説なんて読んだことすらなかった私を、見事なまでに文学の世界へ導いてくれた一冊でもあります。
読後に思ったこと。それは、「自分の選択した己の道を進むのみ」
辛い寒さや雨にも、その意義が存在します。そのような時間を過ごし、その意義を理解したからこそ、暖かい春の本質をとらえることができ、人間的にも成長できるのだと思います。
大学受験生たちよ、今が最も辛い時です。でも、自分を信じるしかない、前へ進むしかないのです。その先には望む道が必ず存在します。
ふと本棚に目を向けると、そこには受験参考書に混じって一冊の文庫本がありました。石川達三『青春の蹉跌』。何気なく読み出すや否や、貪るように読み続け、5時間余りで読破するほどに没頭しました。それまで小説なんて読んだことすらなかった私を、見事なまでに文学の世界へ導いてくれた一冊でもあります。
読後に思ったこと。それは、「自分の選択した己の道を進むのみ」
辛い寒さや雨にも、その意義が存在します。そのような時間を過ごし、その意義を理解したからこそ、暖かい春の本質をとらえることができ、人間的にも成長できるのだと思います。
大学受験生たちよ、今が最も辛い時です。でも、自分を信じるしかない、前へ進むしかないのです。その先には望む道が必ず存在します。
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