Tommyさんの記事で、参考書や問題集を違う物体と感じるぐらいまで使い込む効用について書かれていました。
私の場合、モノ化した教材は「LONGMAN」でしょう。アメリカに留学したときに現地の書店で購入した英英辞典。留学中は常に持ち歩き、出会った語彙はすべてこの辞書で引きました。調べた単語には赤線を引いてありますが、線を引いてないページはありません。英英辞典に慣れてからは、日本の英和辞典を信用できなくなり、それ以来ずーっと英英辞典を愛用しています。最近は電子辞書を使ってますが、紙辞書は使い込むほどに手に馴染んでくるので、自分の体と一体化する感じが好きです。
モノ化した問題集は、松野守峰著『TOEIC TEST GRAMMAR パーフェクト攻略』(桐原書店)です。旧TOEICのPart6(Error Recognition)に特化した形式でしたが、本当に数え切れないぐらい繰り返して、自分の英語力が昇華した思いがあります。英文構造を瞬時にとらえられるようになったのは、本著のおかげです。
単語集では、大学受験時に使用した『試験にでる英単語』です。ここに載っていない単語は表紙や裏表紙にサインペンで書き込んで、“My単語帳”化させていました。
これと決めた一冊に惚れ込んでやり込むのは、英語を学ぶ上で絶対に必要なことだと思います。
私の場合、モノ化した教材は「LONGMAN」でしょう。アメリカに留学したときに現地の書店で購入した英英辞典。留学中は常に持ち歩き、出会った語彙はすべてこの辞書で引きました。調べた単語には赤線を引いてありますが、線を引いてないページはありません。英英辞典に慣れてからは、日本の英和辞典を信用できなくなり、それ以来ずーっと英英辞典を愛用しています。最近は電子辞書を使ってますが、紙辞書は使い込むほどに手に馴染んでくるので、自分の体と一体化する感じが好きです。
モノ化した問題集は、松野守峰著『TOEIC TEST GRAMMAR パーフェクト攻略』(桐原書店)です。旧TOEICのPart6(Error Recognition)に特化した形式でしたが、本当に数え切れないぐらい繰り返して、自分の英語力が昇華した思いがあります。英文構造を瞬時にとらえられるようになったのは、本著のおかげです。
単語集では、大学受験時に使用した『試験にでる英単語』です。ここに載っていない単語は表紙や裏表紙にサインペンで書き込んで、“My単語帳”化させていました。
これと決めた一冊に惚れ込んでやり込むのは、英語を学ぶ上で絶対に必要なことだと思います。
辞書についてですが、わたしもLongmanを含め英英辞書を使用しますが、どちらかの英語学習者が言うように、辞書は英英を使え!英語は英語で理解しろ!の説には大反対です。もともと英語で自然に思考するNativeなら当然のことですが、われわれ日本人学習者は、未知の英単語は、もっとも近い、自分で納得のいくやまとことばに置き換えて理解するのが一番よい(定着する)と思ってます。例文の多い英和辞典を引いて納得のいくやまとことばを自分で発見すれば、何度も見るうちに自分の脳の感覚領域にしみこんでいきます(この段階になるとその単語を見ると英語、日本語といった客観的言語領域でなく感覚野で反射的に理解できるわけです)。このプロセスを最短化するには、まずは自分にとって一番しっくりくるやまとことばを見つけて覚えるのが手っ取り早いと思うのです。ことばの理解は結局、その言葉の言い換えをするという行為ではなく、自分の経験や記憶に呼応して感覚的に“分かる”ということだと思います。その意味で学生さんや普通の学習者には、根拠の薄い「英語は英語で理解しろ」理論に基づく英英辞典使用ではなく例文の多い英和を勧めるのがよいと思いますがいかがでしょうか?もっとも英語圏独自の文化に立脚したことばで、英和でしっくりこなくて英英の例文を見たら疑問が氷解することももちろんあります(vicariousなんて単語がそうですね)ので両方持っていればなおよいですが。
本当にお久しぶりです!
私も英英辞典の完全肯定派ではなく、英検なら準1級合格、TOEICなら800点以上の実力がついたところで英英辞典の使用を薦めます。
英語の実力が備わっていないうちに英英辞典を使うと、それだけでフラストレーションがたまり、英語嫌いが助長される可能性が大きいからです。
私は高校時代に学校斡旋で英英辞典を購入させられましたが、「なぜ英英辞典なのか」という説明もなかったので、結局、長年使わないままでした。
早稲田と英検2級に合格し、英検準1級を目指していたときにその英英辞典を使用しましたが、それでもフラストレーションを感じたことを今でも覚えています。