英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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第200回TOEICの感想

2015年05月25日 | TOEIC・英検など
自身50回目の受験となる第200回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。

私が初めてTOEICを受験したのが、大学3年生だった1994年5月の第46回です。あれから21年をかけ、TOEICは第200回を迎えました。私の英語力はTOEICと共に伸びてきたので、今回の記念すべき第200回が自身50回目の受験と重なったことはとても感慨深いです。
今日の会場は、12年ぶりに松本大学でした。松本大学で前回受験した2003年は妻と一緒に受験し、しかも妻のお腹には長男がいました。そんな思い出に浸りながら、今回はいつも以上に楽しみながら受験できました。

フォームは4LIC14のメジャー(マークシートのA面がピンク)。以下、個人的な感想です。

【パート1】
当たり前ですが、写真の中に出てくる物を英単語で知っているかが分かれ目です。今回は受動態の進行形と完了形の違いなどで正解が決まる選択肢は出ませんでしたが、900点以上の上級者には当たり前に知っている単語がいくつも出てきました。その観点から言えば、いつもよりは難しく感じた受験者も多かったのではないでしょうか。

【パート2】
最初から Where や When などの疑問詞から始まる定番の問題が多かったです。前回は最初のNo.11と12の2問をボーっとしていて聞き逃してしまったので、今回はいつも以上に集中し、「深呼吸」→「目を閉じてアナウンスを待つ」→「第三者的に会話内容を推測」→「マーク」という自分の解答リズムを意識しました。

【パート3と4】
「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを、20題崩さずに続けられる速読力とスタミナが必要です。いくつか内容を推測しづらいセットがありましたが、慌てずに会話の展開を楽しむ気持ちで解きました。2問ほど解答に悩みましたが、消去法で何とか対応できたと思います。

【パート5】
前々回に受験した第197回は相当に難しかったので、油断しないように慎重かつスピードを意識した解答を心がけました。難しい語彙問題はありませんでしたが、名詞の可算・不可算の知識を問う問題が2問ほどありました。初中級者には難しかったのではないでしょうか。

【パート6】
英文の感じがTOEICっぽくなく、不自然な感じがしました。そんな意味で、いつもより難しく感じました。時制を問う問題や空欄の後半をきちんと読まないと解答できない問題もあり、問題としては良問。一問は、公式問題集Vol.6のパート4のスクリプトそのままの文が出ていました。Vol.6のパート3・4のスクリプトは、発売されてからこの半年ですべて80回以上読み、ほぼ暗誦していたのでラッキーです。

【パート7】
今回はパート5を10分で解き、パート6が終わった時点で14:03。約60分をパート7に残せました。14:25にDPに突入。14:46に全問を解き終わりました。

SPの一題目から難しい単語が解答のきっかけとなっていましたが、何度も解いた模試に同じ単語が使われていたので、知っていました。「こんな単語でないかも」と思っていましたが、やはり模試で出てきたものは何でも覚えておくべきです。

文章量もいつもと同じくらいに感じましたが、時間内にパート7まで全問を解き終わるには、パート5の40問をいかに速く正確に解くかにかかっています。パート5を速く解けるということは、英文をかたまりでとらえ、瞬時に英文構造をとらえることができる証でもあります。英文を速く読めれば、自ずとパート6・7でも功を奏しますし、パート3・4での先読みにも生かされます。

上述しましたが、模試本で出てきた未知の単語を確実に覚え、公式問題集を繰り返し音読する。この勉強法が今回は素直に生かされた気がします。当たり前の学習を当たり前のように毎日継続する。「原点に帰れ」ということを教えてくれた第200回TOEICのような気がしました。


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