私は代ゼミで浪人生活を送りましたが、その当時からトップの座を維持している西谷昇二先生の自叙伝的エッセイ『dreamtime―負けたら終わりじゃない、やめたら終わりだ』を読了。
ちなみに、私は潮田五郎先生に師事していたものですから、西谷先生の授業は受けたことはありません(汗)。
前著『壁を越える技術』『何があっても、生きてろよ。』とも読んでいたので、本著もスッと自分の中に入ってきました。一見精神論的なことが書かれて終わりになりそうな類書は多いですが、非常に実践的なことが書かれており、今の自分の年齢を意識して読めるので、実に刺激的でした。英語講師という共通点があるからかもしれません。
自分だけのリゾーム(地下茎)を育てよう
一見すると役に立たないように思えることであっても、ある物事の追求が、自分という存在にとって「根」を張ったものなら、つまり、自分にとって「好き」なものであるなら、いざというチャンスが来たとき、それに対応できるかもしれない。(62~63ページ)
The best way to change the world is to change yourself.
「世界を変えたければ、まず自分を変えろ」
「自分を変える」ということを方法論的に言えば、自分の価値観を変えるというようなことよりもむしろ、第一に心身ともに健康な状態を保つこと、これに尽きると思う。食事、運動、生活環境、ストレス解消の方法・・・・・・そうしたことの全体を個人的な方法論として、経験的に作り上げていくことが必要だ。(154~155ページ)
ちなみに、私は潮田五郎先生に師事していたものですから、西谷先生の授業は受けたことはありません(汗)。
冬期講習会のパンフレットに載った、代ゼミ時代の私(右)と友人。
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