この週末は信州も春の到来を思わせるような暖かさとなり、特に土曜日は終日晴れ渡り、最高気温は20.4℃を記録しました。そんな日の午前9時過ぎ、70歳近い実家の本家のおばちゃんが、斜度8%の上り坂をランニングしているのを見かけました。少し走っただけでも汗が出そうなくらいの暖かさの中、私よりも一回り以上のおばちゃんが、あの坂道を走るとは・・・。
あとで聞いたら、あの500mにも及ぶ坂を上り切った後、10kmを走ったとのこと。
私も負けていられない。
土曜日は前半5kmを23分42秒、後半5kmを21分18秒で、ビルドアップ的に走り、10kmをジャスト45分(4分30秒/km)にまとめました。フルマラソンで後半にラップを上げて走るネガティブスプリットのために、普段の練習からも後半にペースを上げて追い込む練習を心掛けています。これは小出監督もすすめる普段の練習法です。
フルマラソン本番ではついつい前半を飛ばしてしまうランナーがほとんどですが、マラソンは後半30kmからのスポーツ。後半にタイムが伸びないとなかなか自己ベストは更新できません。普段の練習からその点の意識づけも大切です。練習で出来ていないことは、本番でも出来ません。これも受験勉強と共通する、ランニングの奥義かも知れません。
京都マラソン2024から今日でちょうど一ヶ月経ち、そして、第26回長野マラソンまで5週間を切りました。昨日の日曜日は走り込みの他、筋トレとストレッチも十分に行い、体も絞れてきています。常に本番を想定し、その日できることを行い、自信を持ってスタート地点に立ちたいと思います。