英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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「チョロチョロ作戦」が奏功

2024年01月22日 | トラスト英語学院

年が明けると、英語講師としては大学入学共通テストや英検が気になりますが、個人事業主としては確定申告が気になる頃です。昨年は塾舎を新築・移転したので、固定資産関係の申告が複雑極まりないだろうことはその時から分かっており、ずっと気にかけていました。税理士に頼めば楽なんだろうけど、そこに事業資金をかける余裕はないので、全て自分でやると決意しました。

何か面倒で複雑なことをやらなければならない時、私は先延ばし(procrastinate)にしてギリギリに取り掛かるのではなく、かなり前から毎日数十分でもいいから少しずつ進めていく作戦を採用します。これを「チョロチョロ作戦」と名付けています。

まずは1月末日が締め切りの償却資産申告が最初の山。先月末から毎日30分を目安に時間を確保して、市の税務課から送られてきた昨年までの申告内容のチェックと手引きを熟読し、関連書籍を読み漁りました。事業で使う事務所などの建物を新築した場合、請負契約書から「建物」「構築物」「建物付属設備」「工具・器具及び備品」に資産を分類し、耐用年数を調べる必要があることが分かり、エクセルで一覧表を作成。それらから「建物」を除いたものを増加資産、旧塾舎退去時に処分したものを減少資産として明細書に記入して市の税務課に提出しました。

これで一つの大きな山をクリアです(^^)v

次は確定申告のため会計ソフトと向き合いながら、固定資産登録と仕訳の確認です。こちらは遅くとも3月15日まででいいわけですが、面倒で複雑な税務もひとたび手をつけると、今度は面白くなってくるから不思議です。自分の中で「一気に進めてしまおう」という気概を持てるまでになりました。最も複雑な、塾舎新築資金のつなぎ融資と最終資金融資の仕訳については、税務関連書籍やサイトにも具体的には書かれていなかったので、税理士ドットコム みんなの税務相談でアドバイスをお願いしたところ、ものの数時間もしないうちに京都の税理士さんが丁寧に教えて下さり、綺麗に気持ち良く仕訳ができました。

そして先週末、複雑極まりなかった塾舎新築移転時の仕訳と固定資産登録・除却が、完了しました!あとは社会保険料や生命保険などの控除額など毎年やっていることを残すのみ。確定申告受付初日である2月16日には提出できそうです。マイナカードも入手したので、今年から e-Tax で申告しようと思います。

複雑でずっと気になっていた今年の確定申告ですが、気づけば例年よりスムーズにできた気がします。気になっていることがあれば、まずは少しでいいから取り掛かってみる。そして、一日ちょっとでいいから継続してみる。この「チョロチョロ作戦」って、結果を求められる受験勉強やランニング・筋トレなどにも通用する黄金律ですね。

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