前々から気になっていた本に、西谷昇二著『壁を越える技術』があります。一昨日、地元の書店に並んでいるのを見つけ、早速購入しましたが、西谷先生の発する言葉の力に魅了され、一日で読了しました。私は18年前に、代々木ゼミナールで浪人時代を送りましたが、西谷先生はその時から人気・実力ともにトップに君臨し続ける英語講師です。
私は硬派な浪人生だったため、その容姿からミーハー的な感じがする先生の講義を受け入れることができませんでした。しかし、時が経て、書店で久しぶりに先生の名前を目にしたときは、なぜか無視することができませんでした。
本著を読んで、西谷先生の人間的魅力や器の大きさに、ただただ圧倒されるばかりでした。
そして、ひとつの収穫がありました。それは、その経験値は違えど、同じく大学受験生に英語を教えるものとして、私の指導法や考え方は間違ったものではなく、西谷先生に限りなく近いと確信できたのです。
私は、先月のエントリで、「大学受験を通じて、彼らがその後の厳しい社会を生き抜いていく力を養っていく。これが、私の仕事です。」と述べましたが、西谷先生も、大学受験という“壁”を乗り切ることで、その後の人生に幾多もある壁を乗り切る術を習得できると言われています。
自分の人生における負の部分を認め、その時々の問題に集中していく。この積み重ねによって人生が充実したものとなる。これが、西谷先生のメッセージだと思います。
大学受験生のみならず、人生に何らかの壁を感じている大人にこそ読んでもらいたい一冊です。
私は硬派な浪人生だったため、その容姿からミーハー的な感じがする先生の講義を受け入れることができませんでした。しかし、時が経て、書店で久しぶりに先生の名前を目にしたときは、なぜか無視することができませんでした。
本著を読んで、西谷先生の人間的魅力や器の大きさに、ただただ圧倒されるばかりでした。
そして、ひとつの収穫がありました。それは、その経験値は違えど、同じく大学受験生に英語を教えるものとして、私の指導法や考え方は間違ったものではなく、西谷先生に限りなく近いと確信できたのです。
私は、先月のエントリで、「大学受験を通じて、彼らがその後の厳しい社会を生き抜いていく力を養っていく。これが、私の仕事です。」と述べましたが、西谷先生も、大学受験という“壁”を乗り切ることで、その後の人生に幾多もある壁を乗り切る術を習得できると言われています。
自分の人生における負の部分を認め、その時々の問題に集中していく。この積み重ねによって人生が充実したものとなる。これが、西谷先生のメッセージだと思います。
大学受験生のみならず、人生に何らかの壁を感じている大人にこそ読んでもらいたい一冊です。