今日で2学期の授業も終わり、いよいよ来週から冬期講習。その準備もいよいよ佳境だ。文法講座のテキストは完成しているが、長文読解講座は題材選びに時間をかけている。これには理由がある。
大学入試英語において長文読解は最大の山場。この時期、生徒に自信を持たせる意味でも、有名難関大学で出題された英文で、それでいて比較的難易度が高くないものを選ばなければならないからだ。さらに、その中でも難易度にある程度幅を持たせる必要がある。
今日は昨年度出題された、学習院大学経済学部と慶應大学理工学部の長文を読んだが、後者は最近読んだ中でも骨のある良い文章であった。内容は「自覚-本当の自分を知ること」といった内容で、ソクラテスの「汝自らを知れ!(Know yourself!)」の引用から始まり、パラグラフを追うごとに内容が抽象的になっていくという、大学入試英語では受験生が最も苦手とする論理展開の文章。最近はこのような堅い文章とはご無沙汰であったので、久しぶりに知的好奇心を掻きたてられた。
仕事であるにも拘らず、自分の趣味をかねてしまう題材選び。まさに天職(vocation)だ。
大学入試英語において長文読解は最大の山場。この時期、生徒に自信を持たせる意味でも、有名難関大学で出題された英文で、それでいて比較的難易度が高くないものを選ばなければならないからだ。さらに、その中でも難易度にある程度幅を持たせる必要がある。
今日は昨年度出題された、学習院大学経済学部と慶應大学理工学部の長文を読んだが、後者は最近読んだ中でも骨のある良い文章であった。内容は「自覚-本当の自分を知ること」といった内容で、ソクラテスの「汝自らを知れ!(Know yourself!)」の引用から始まり、パラグラフを追うごとに内容が抽象的になっていくという、大学入試英語では受験生が最も苦手とする論理展開の文章。最近はこのような堅い文章とはご無沙汰であったので、久しぶりに知的好奇心を掻きたてられた。
仕事であるにも拘らず、自分の趣味をかねてしまう題材選び。まさに天職(vocation)だ。