たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

Debian Sargeを入れてみる

2005-06-19 21:08:54 | Sarge
先日リリースされたDebian/GNU Linux3.1 (Sarge)を、実験機1号であるノートPCへ入れてみた。
今まで入れていたplamoとはおさらば。。
Slackwareの流れを汲むと言うplamoは、アプリケーションをインストールするためには、ソースからコンパイルしていくのが普通のやりかたのようだった。これはこれで興味深いものだったけど、KDEのパッケージをアップデートしようとしてXの設定を壊してしまった。。。
ありがとうplamo。
ところで、Debianだった。出ると言われ続けてリリースが先延びされるSargeとは何ぞや?
webで見るとDebianを使ってる人は数多く、しかもDebianは「オールフリー」だという。。
ベルリン市が公用PCのOSをMS-WindowsからDebianへ移行させるというし。KNOPPIXはDebianがベースだそうだし、何かと話題が多そうだ。
そこで、「初心者お断り」風のそっけないイメージもあるようなのが少し恐いが、触ってみることに。

Debianのwebサイトから、公式isoイメージをダウンロードする。インストールCDというものだ。これを使って、ベースとなるシステムを機械にインストールし、あとはネットワーク経由でパッケージをインストールしていくという。(Debian SargeのCDは全部で14枚になるらしい。。。)

新しく作成されたというインストーラーは、確かに簡単だった。Vineのanacondaよりはグラフィカルではないけど、良く読んで作業すれば落し穴は無いと思う。(説明を良く読まなかったために、2回もやり直すはめに。。)

ところが、Xを立ち上げてみると、GNOMEの画面が800×600になってしまったまま直らない。
ビデオカードはNeomagic NM2160(MagicGraph 128XD)で、インストール時にXの設定をする画面では正しく選択しているはずだが。
試行錯誤のあげく、KNOPPIX3.8を機械に入れてブートし、正しい設定値を調べてみることにした。
KNOPPIX起動時のフレームバッファ画面を良く読むと、モニタの水平同期と垂直同期周波数値を正しく設定してなかったことが判明。
再度Xを設定し直す。ただし、設定ファイルであるXF86Config-4を直接いじるのは危険だということなので(以前WhiteBox3.0をインストールした際に、そのせいでXを起動できなくしてしまった)、xf86cfgというツールを用いる。
コンソールから、
# xf86cfg -textmode
textmodeじゃなくても使えるが、その場合はマウスが使えなくなったので不便だった。
textmodeの方が応答速度が早く、マウスは必要無い。
モニタの設定画面に入り、正しい水平・垂直同期周波数の値を入力する。
またビデオカード(Neomagic)、そのメモリの値(8MB)も設定し直す(vesaじゃいけないみたいだった)。

作業終了後、Xを立ち上げると、無事に1086×760の画面になった。
やれやれ。
なんだかapt-getの実行画面もVineとは違うぞ?





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