たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

PlamoLinuxを試す

2005-01-08 18:43:37 | Weblog
実験機1号LaVieへWhiteBoxがインストールできなかったせいでなんだか悔しい。
そこで、手近にあったムックを利用して、PlamoLinuxをインストールしてみた。
参考書:「PlamoLinux Expert Plamoで覚えるLinuxのいろは」 技術評論社,2004/8/25発行
ベースがSlackwareなだけに、RPMなディストリビューションとは勝手がずいぶん違うようだ。
インストーラはテキスト主体の、いかにもエキスパート向けっぽい匂いのするもので、グラフィカルなインストーラを見慣れていると面食らう。
パーティション操作のできるツールがついているのはVineと同じだが、DiskDruidじゃない。fdiskを使うことになる。参考資料をよく読んでおかなかった私は、スワップ領域を1ギガバイトくらいにしてしまった。->あとでKNOPPIX3.6のqtpartedを使い、Linuxスワップのパーティション領域を切り直した。
Plamoをインストールした直後は、ランレベル3のそっけないCUI画面だ。そこでXF86Configコマンドを使ってX-WindowSystemの設定をする必要がある。viの操作になれないと大変かも。
ただし、ビデオカードやサウンドカードは正しく認識されていた。また、Vineではサポートされておらず初期状態では音がならなかったmaestro-solo1のサウンドカードだが、最初からAlsaドライバが入っているために、Xが動くと同時にきちんと音が鳴る。これは大きい。
ムックを読むと、Alsaを利用してMidiファイルなども作れるらしい。
なんだかマルチメディア対応ディストリビューションのような気がしてきた。
デフォルトのウインドウマネージャはAfterStepだが、KDE3.2もインストールできる。このKDEはとても速い。そのためか?遅いCPUにあまり多くないメモリをつんだこの機械でも、そこそこ快適に使えている。
欠点といえば、PCMCIAのLANカードを認識しなかったこと。
これはwebを頼りに,/etc/pcmcia/configを修正することで対処できた。
Plamoは、GUIな簡単ツールを装備しないかわりに、テキストの設定ファイルを自分で書き換えてシステムの設定を行う必要がある。大変と言えば大変だが、そのかわりシンプルで軽い?システムになっているのかもしれない。
最大の欠点は、プリンタが使えないこと。。。。


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