たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
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MPlayer:WindowsMediaPlayera形式のファイルを再生するために

2006-01-08 12:23:44 | Weblog
MPlayerのインストール方法:
必要なファイルを、以下のサイトからダウンロードする。
http://www.mplayerhq.hu/homepage/design6/dload.html
ここから、MPlayerの本体である"Source"、および音楽ファイルを再生するための"Codecs"、GUIの文字を表示させるための"Fonts"、GUI自体を表示させるための"Skin"を入手する。
なお、インストールの詳細は、@ITの"Linux Square"のTips記事「WIndows Media Player用の動画ファイルを再生するには」に掲載されている。ただし、対象MPlayerのバージョンが古いので注意。
2005/1/4現在のMPlayerのバージョンは、1.0pre7try2。
今回は、ソースファイルMPlayer-1.0pre7try2.tar.bz2からのコンパイルとインストールを試みた。
必要な手順:
1ファイルのダウンロード
ダウンロードしたファイル:MPlayer-1.0pre7try2.tar.bz2(本体)、essential-20050412.tar.bz2(codecs)、font-arial-iso-8859-1.tar.bz2(Fonts)、Blue-1.5.tar.bz2(Skin)
2 解凍とインストール
tar.bz2ファイルの解凍:
$ tar jxvf xxxx.tar.bz2
まず、codecsであるessential-20050412.tar.gz2を解凍。そして得られたファイルを、/usr/local/lib/の配下にディレクトリcodecsを作成してそのなかに格納する。
次に、本体であるMPlayer-1.0pre7try2.tar.bz2を解凍。
作成されたディレクトリMPlayer-1.0pre7try2へcdで移動して、./configureを行う。このときに、以下のオプションをつけないと失敗する。
./configure --with-codecs=/usr/local/lib/codecs
なお、@ITの記事では、さらに " --enable-gui"を付けている。これがないと、GUIを表示できないようだ。
./configureが正常に終了すると、$ makeを行う。かなり時間が必要だった。
これが終ると、$ su で管理者にスイッチし、# make install を行う。
以上で本体はインストールできる。
次に、フォントをインストール。
ダウンロードしたfont-arial-iso8859-1.tar.bz2を解凍するが、この解凍場所に注意。まず、解凍場所を作る。
$ mkdir -p ~/.mplayer/font
これでディレクトリを作成。先のfont-arial-iso8859-1.tar.bz2をまず適当な場所で解凍し、中に入っているフォントのなかから任意のサイズのものをディレクトリごと、格納場所のディレクトリにコピーした。
最後に、Skinをインストール。
デフォルトのSkinはBlueのはずだったが、現時点2006/1/4では"New version"となっている。
まず、Skinの格納場所であるディレクトリを作成。
$ mkdir ~/.mplayer/Skin
このディレクトリの中に、SkinであるBlue-1.5.tar.bz2を解凍する。
@ITの記事によると、さらに、初期状態で選択されるSkinを指定する。(省略)

以上でインストールは終了。
x端末から $ mplayer で起動する。ファイルを指定しないと、オプションの解説画面がでる。
なお、./configure時のオプション未設定からか、GUIバージョンである$ gmplayer は起動しなかった。

テスト:
wmaファイルをダウンロードできるサイトを探したが、ストリーミングさせるところがほとんどで、ファイルそのものを入手できる所は少ない。JAZZのサイトで見付ける。
テストの結果、wmaファイル(asf形式のようだ)は無事に再生できた。

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