ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

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クロスカントリー団体スプリントを見る

2006-02-15 21:41:32 | スポーツ
クロスカントリー団体スプリントはこの大会から採用された新しい種目である。
二人一組で1キロあまりの短いコースを交互に滑る。走法はクラシカル。
この種目が意外と面白かった。やはりレース種目は採点種目に比べて分かりやすいだけに単純に楽しめる。
やはり優劣一緒に競うというのがスポーツの醍醐味の大きな要素だ。
しかもこのスプリント競技は抜きつ抜かれつのデッドヒート。
めまぐるしく入れ替わる順位に息もつかせぬ面白さがあった。

夏見円と福田修子のコンビが出場した女子の予選はかなり面白かった。
先行するフィンランドとカナダに続き一時は3位につける。
イタリアやカザフスタン、フランスなどと激しく競り合い、結果4位で決勝進出。
それにしてもスウェーデンやノルウェー、フィンランドといった北欧勢はさすがに強い。
スキーはお家芸といった感じ。
決勝でもこうした国々が上位を占めたが、日本も大健闘で8位入賞。
地味で注目度は低いが、日本はこのスプリント競技の強化に取り組んでいたそうで、一定の成果を出せたと思う。

男子はいいところにつけていたがコース変更の際に接触してしまい残念ながら決勝進出を逃してしまった。

派手なジャンプや華麗なフィギアもいいが、こういう競技にももう少し注目していいと思う。
マスコミはメダル、メダルと騒ぐのであれば、もっと地味な競技にも光を当ててその競技に人々の興味が集まるようにしないと、
競技人口も増えていかないし強化もおぼつかないのにな、と思う。


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