ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

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ワールドカップ グループリーグ トーゴ対フランス(ケルン)0-2

2006-06-24 20:55:07 | サッカー
フランスの苦戦はなんとなく予想できた。苦しみながら予選を勝ち抜き、ジダンやマケレレ、テュラムが代表に復帰した。
若手が育たず、ジダンの功罪がささやかれるフランスは日本にも重なる。
ドイツでのフランスもそういう不安を払拭できないまま、スイスとスコアレスドロー、韓国には終盤で追いつかれ、
このトーゴとの最終戦で2点差をつけて勝たなければならないところまで追い込まれたのも日本にそっくり。
ただ、日本の最終戦がブラジルだったのに対し、フランスにとってのそれは予選敗退が決まっているトーゴ。そのあたりがどう作用するのか。
なんとしも勝たなければならないフランスと、旧宗主国に対して一矢を報いたいトーゴがどう戦うかも興味深い一戦となった。

とにかくフランスの勝ちたいという執念が序盤から湯気のように立ち上がってきた。
ジダンを出場停止で欠いたフランスはアンリとトレセゲのツートップで臨んできた。
ツートップにしたことでターゲットが増え、さらに縦パスを早く入れて一気に畳み掛ける攻撃が功を奏し、何度もチャンスを作る。
とにかく前へ前へという思いが全員から伝わってくる。
一方のトーゴは組織的な守備でしっかり守り、アデバヨルにボールを集めて少ない好機を活かそうとした。

フランスは何度も決定機をつくりながらフィニッシュの精度を欠き前半はスコアレス。
攻めながら点が入らないことで焦りが生じるのではないかと思ってみていたが
後半の10分にヴィエラの振り向きざまのシュートがゴールネットを揺らした。
これ以上入らなかったら本当にバランスを崩すのではないかと懸念されたぎりぎりのタイミングだったように思う。
これで楽になったフランスが、トーゴのカウンターをしのぎながら更に6分後アンリが追加点を決めた。

その後は決して急がないフランスが巧みな試合運びで危なげなく勝った。
後がなかったフランスはとにかく勝つために全員が同じ気持ちで戦った。
2点差が欲しい試合で本当に2点差で勝った。これこそがワールドカップで勝ち抜くメンタリティである。

フランスはジダンを欠いたこの試合のほうが試合の出来が良かった。
ジダンが持つと中盤がスローダウンしてしまい、アンリのスピードが減殺されてしまっていたが、
この試合では、トレセゲとの役割分担がうまく機能して、攻めにまわるとすぐに前線にボールが収まった。
この試合が非常にいいものだっただけに今後決勝トーナメントでジダンをどのように使いこなしていくのか、ドメニク監督の手腕が試される。

6/24のランニング

2006-06-24 20:15:11 | ジョギング
晴れ。

いつまでもぐずぐずしているわけにはいかないとばかり、梅雨の晴れ間を突いて久しぶりに30分ほどジョギングした。

20分過ぎからは案の定痛みが出てきたが、とにかく30分は走りきった。
整骨院の先生からは痛みが出たらやめるようにとのアドバイス。
当面は痛みとうまく付き合いながら少しずつ距離を伸ばしていくほかはないだろう。

今日の距離:6キロ
タイム:29分53秒