実は悲惨な公務員 (光文社新書)山本 直治光文社このアイテムの詳細を見る
公務員(霞ヶ関)を経験した著者が、公務員と民間人、両方の視点から、その実態を解説しています。
作者の周りにも、多くの公務員がいます。親戚・知人・友人、仕事からプライベートまで、様々な場面で公務員と接する機会があります。
「この人、マジすごいわ」「こんなに働いて、大丈夫かな?」「こんなに優秀な人なら、もっと重要な仕事を任 . . . 本文を読む
大前研一 戦略論―戦略コンセプトの原点大前 研一ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る
1980年代から90年代にかけて欧米ビジネス誌に寄稿された論文の日本語訳。
当時のビジネス動向、日本企業の成功や失敗などを垣間見ることができ、この頃の自分はまだ高校生だったなあと、懐かしい思い出と共に楽しく読めました。
本ブログでも戦略に関する書籍をいくつか紹介していますが、どの本からも電子政府が学ぶべき . . . 本文を読む
総務省から、公的個人認証サービスの電子証明書の発行状況について発表がありました。
電子証明書の発行件数が、累計100万件を突破したとのこと。
肝心の「現在有効な電子証明書が何枚あるか」が公表されないのは、「日本の電子政府における情報公開」の未熟度を示しています。
「見栄えの良い情報だけを公開する」という役所的な考えを止めるのは、まさに電子政府の重要な役割なのですから、電子政府自身が率先して都 . . . 本文を読む
テレビ東京のNEWS FINEで、年金の話題を取り上げていました。
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)の著者である細野氏による解説で、さすがにわかりやすいお話でした。
作者は、細野氏とはちょっと違う視点から年金制度に触れてみようと思います。
●年金制度が破綻しない理由
年金制度については、厚生労働省の年金情報ページから、たいて . . . 本文を読む
信頼のガバナンス―国民の信頼はどうすれば獲得できるのか田中 一昭,岡田 彰ぎょうせいこのアイテムの詳細を見る
「政府に対する国民の信頼」を中心として、「信頼」を獲得するための条件や要素について、官民学それぞれの立場から語っています。
「信頼」は、けっこう曖昧というかいい加減なもので、経済状況が良い時は「信頼」されていた政府も、不況と共に「信頼」が失われていく。。
つまり、問題や不安の複雑化・ . . . 本文を読む
本気で稼げ!ヤフオクで儲ける100のルール桜井 もえ,根元 亮太技術評論社このアイテムの詳細を見る
ヤフーオークションを利用して、できるだけ少ないリスクで、しっかり儲けましょうという本です。
電子政府サービスを考える上でも参考になることが多く、行政関係者も、下手なコンサルティングを受けるよりは、こうしたわかりやすい本を読んだ方が良いでしょう。
作者も、2年おきぐらいに、ヤフオクを利用して不 . . . 本文を読む
キンキーブーツ [DVD]ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントこのアイテムの詳細を見る
本作の舞台となっているイギリス。
古くは「帝国主義」、最近では「金融大国」などのイメージがあるけど、もともとは「世界の工場」と言われるぐらいに「モノづくり大国」でした。
イギリスにおける「モノづくり精神」の退廃は、ダイソン創業者も大いに嘆いてるところですが、本作にもそんな悲哀が感じられます。
考え . . . 本文を読む
外務省から、旅券申請時における郵便はがき提出の廃止について(旅券法施行規則の改正)が公開されています。
電子政府において、外務省の取組みは、他省庁とちょっと異なっています。
・パスポート電子申請の停止
・「外務省汎用受付等システム」の停止
・簡易なオンライン申請の試行
といった形で、かなり早い段階で、利用が見込めないオンライン申請から撤退し、独自の手法で「使ってもらえるサービス」の模索を進め . . . 本文を読む
平成20年度 電子申請等手続に関するご意見の募集、意見を生かす仕組みを作ろうのコメントに頂いた法務省オンライン申請システムにおける「公開文書を郵送にて送付するばあいの郵送料を電子納付」について、内閣官房IT担当室経由で法務省からの回答をいただきました。
その内容ですが、
まず、「公開文書を郵送にて送付するばあいの郵送料を電子納付」は、ご指摘の通り可能となっていませんでした。つまり、「電子納付で . . . 本文を読む
戦略「脳」を鍛える御立 尚資東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る
先日紹介した『戦略の原点』が基本編としたら、こちらは応用編。特に「考え方」にこだわり、実践トレーニングの要素も組み入れています。
本書の著者であるボストンコンサルティングの御立氏は、テレビ東京のワールドビジネスサテライトのコメンテーターとしてもお馴染みです。
御立氏のコメントは、その内容だけでなく、まとめ方や伝え方などが洗練 . . . 本文を読む