2009年度補正予算の見直しが大詰めを迎えています。
その内容や手法は別として、「各省庁がお金に苦労する」という状況を目にするのは、なかなか珍しいことです。
たぶん、これが正常な姿なんだろうなあと。
経済不況の時期でさえ、「景気対策」の名目で、電子政府にも多額の予算が計上されました。
省庁は「どうやって使おうか」と、ベンダーは「どれに応札しようか」と悩む様子は、中小企業や個人事業主が資金繰りに苦労する様子とは対照的でした。
国民から見ると、「今まで好き放題に使ってきたのだから、今回の執行停止は当然だ」と思う人も多いのではないでしょうか。
他方、貸し渋り対策に翻弄される銀行も、省庁と似ているような。
税金も利子も払わず、国際競争力も低い銀行が、税金で延命される一方で、高額給与は変わらず。
国民の預貯金は保護されるのですから、米国のように不要な銀行は無くなった方が良いと思われても仕方の無いところでしょう。
「お金に苦労する」という当たり前の状況を経験することで、政府と銀行が、もう少しまともな感覚を身に付けるようになれば、日本も(ついでに電子政府も)良い方向へ進むと思う今日この頃です
その内容や手法は別として、「各省庁がお金に苦労する」という状況を目にするのは、なかなか珍しいことです。
たぶん、これが正常な姿なんだろうなあと。
経済不況の時期でさえ、「景気対策」の名目で、電子政府にも多額の予算が計上されました。
省庁は「どうやって使おうか」と、ベンダーは「どれに応札しようか」と悩む様子は、中小企業や個人事業主が資金繰りに苦労する様子とは対照的でした。
国民から見ると、「今まで好き放題に使ってきたのだから、今回の執行停止は当然だ」と思う人も多いのではないでしょうか。
他方、貸し渋り対策に翻弄される銀行も、省庁と似ているような。
税金も利子も払わず、国際競争力も低い銀行が、税金で延命される一方で、高額給与は変わらず。
国民の預貯金は保護されるのですから、米国のように不要な銀行は無くなった方が良いと思われても仕方の無いところでしょう。
「お金に苦労する」という当たり前の状況を経験することで、政府と銀行が、もう少しまともな感覚を身に付けるようになれば、日本も(ついでに電子政府も)良い方向へ進むと思う今日この頃です