黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

西国巡礼 第三番 粉河寺

2008-10-15 07:03:42 | 西国三十三所巡礼
紀三井寺駅から和歌山に一旦戻り、和歌山駅から粉河駅まで
再び電車ですが、またこれがのんびりとした鈍行列車です。
2両編成ですが、乗客の約8割ぐらいがこのあと僕と同じく
粉河寺へ行ったみたいです。みんな西国三十三所のガイドブック
見てるしw

粉河駅を下車して粉河寺までは「とんまか通」とかいう商店街みたいな
通りを歩いて10分ぐらいなんですが、このとんまか通りには日曜日
なのに電車の客しか見当たらなかったほど寂しい通りでした・・・が!

粉河寺門前に着きびっくり!寺の駐車場に入る車で大渋滞起こしてる。
そして境内を通って本堂を見てさらにびっくり!
60~70人ほどの行列できてる?これなに?
・・・と見ればなんと納経所の行列でした。ご朱印を貰うための行列で
僕も後ほど並びましたが30分ほど待ちました。
納経でこれほど待ったのは初めてですね。長くて5分でしょ。

さて粉河寺もご本尊開帳・・・なんですが、実は粉河寺のご本尊は火災を
何度も受けた過去の経緯から「土中」に埋っているということで
今回というか未来永劫にそのお姿を拝することはできません。
代わりにこれも秘仏の千手堂のご本尊である千手観音がご開帳です。
重文指定の千手観音は高さ70cmほどの小さな観音さまでした。

粉河寺は本堂前の庭園が有名です。桃山時代の造園。


今回の巡礼はこれでおしまいです。西国札所ではこの9月より新しい授与品が
できました。今までは白黒の御影(おみえ)だったのが色彩豊かなカラーに。
そして本尊梵字札。御影は200円。梵字札はご朱印を受ければ無料で貰えます。

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3 コメント

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Unknown (のぴ)
2008-10-15 07:46:12
いつもこの手のシリーズを楽しく拝見
させていただいてます。
・・・・が、
大変申し訳ない・・
西国巡礼とはいかなるものなのでしょうか?
西があれば東もあるの?
返信する
Unknown (黒駒@管理人)
2008-10-15 20:32:29
>のぴさん
西国巡礼とは観音さまをご本尊とする畿内33ヶ寺を巡礼
することで平安時代末期より起こりました。はじめは皇族・貴族
や僧侶が主でしたが、室町時代を経て江戸時代には江戸の
庶民たちが伊勢神宮からこの西国三十三所を巡礼するのが
流行となりました。「西国」とは江戸の人々がいい始めたことで
「西国の観音霊場巡礼」ということです。

なお関東にも鎌倉時代に起源をもつ「坂東三十三所」や
埼玉の「秩父三十四所」が有名ですよ。
日本各地には西国三十三所を模した観音三十三霊場が
あります。

ちなみに三十三という数は法華経の普門品に観音菩薩は
33の姿に変身して人々を救う・・・という教えがあり
そこに基づいております。
返信する
ブログのことで (magazinn55)
2008-10-16 08:41:48
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