橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

民意ってなんなの?石破発言に思う

2009-11-05 21:06:41 | Weblog
普天間基地移設問題への政府の対応について、
自民党の石破さんが、政府を批判してこう言っている。

「無責任のきわみであると断ぜざるを得ないと思っている」
「総理大臣は地元の意向を尊重して決めるということだが
 これは地元の意向はこうだからということで
 責任を地元に押し付けることに他ならない。」

地元の意向を尊重して決めることは
責任を地元に押しつけることなんだろうか???

地元の意向を尊重せず、
辺野古の埋め立て、移設を強行しようとしていた
前政権のほうが、よっぽど無責任じゃないだろうか。

前回の衆院選の沖縄の選挙区すべてで、
辺野古移設に反対する議員が当選したという民意を
軽視することこそ、「無責任のきわみ」だ。

なぜ、こんな論理の飛躍ができるのか、私には理解不能だ。
アメリカとの関係、さまざまな利害関係など
複雑な事情を鑑みるとこんな考えもやむを得ず
という結論に達するのだろうか?

沖縄の話は一言では語れないが
政権交代によって、
「民意」ということが、今までより重みをもつ
世の中になって欲しいと思っているだけに
この石破氏の発言は、いただけないと思った。

8日の日曜日には、
辺野古への基地建設反対を訴える集会が
沖縄と東京の有楽町で行われます。

主催:辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html

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