橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

税金で追い込まれたらたまらんな。東京新聞「滞納者追い込む自治体」

2016-01-05 20:41:31 | 国内情勢
今日の東京新聞の一面がこれなのであるが、税金の使われ方の杜撰さを考えると、もう何の為に生きているのかわからなくなる。
こんな税金のために追い込まれて、死をも考える人がいる。お上は「国民の義務ですから不公平の無いように」と言って、滞納に対してはサラ金かと思うほどの利率で延滞金をつけているが(支払い期限から1ヶ月を過ぎた時点からの利率は、例えば東京都台東区の場合14.6%)、国から仕事をもらってウハウハする人の為に税金が使われる事は反対の意味で不公平ではないのか。入札で正当に選ばれた業務に税金は使われますなどという事を、もはや誰が納得するだろう。なのに、消費税増税。大企業優遇。

1000兆円もの財政赤字というが、ありもしないトリクルダウン(この前、朝生で竹中平蔵氏さえもトリクルダウンなど無いと否定していた)を目論んでの大企業減税や、必要の無い医療費(おもに薬代)や、挙げだしたらきりがない無駄な箱もの、無駄な広報活動、形だけの地域振興、いまだに形を変えて多数存在する特殊法人、東京五輪を前に雨後の筍のように湧いて来ているクールジャパン狙いの有象無象にばらまかれる無駄銭などなど、どぶに捨てるような大金を考えたら、財政赤字なんてすぐに解消するんではないかと思える。いまや「補助金」は与党の選挙の道具になってるのだから、クラウドファンディングとかが広まって来た今、もう補助金もらってなんとかしてとか考えるのやめにしませんか。私もかつては補助金をもらえば…とか思ったこともあったが、間違いだったと悔い改めております。働ける人には小さな政府、働くのが厳しい弱者には大きな政府の考えで。

国の税金にぶら下がらないと日本経済は成り立たないというのなら、今の日本は幻想の経済大国でしかないのだ。それならそうと腹をくくって、さらなる経済成長なんてあきらめて、人口減少する事だし、豊かな小国(中くらいかな…)への正しい道を歩み始めた方がいい。

みんな、なんでこんなに税金取られたうえに、わけわからない使い方されて、年金を運用で9兆円も損出されて、怒らないのだろう。

「なぜ税金を払わねばならないのか」をもっとちゃんと考えねばならない。憲法の問題もそうだが、「国家とは何の為にあるのか」をちゃんと考えたい。

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