ごろりんブログ

雫石鉄也のブログ

ペリカン文書

2022年09月12日 | 映画みたで

監督 アラン・J・パクラ
出演 ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン

 最高裁判事が立て続けに二人殺害される事件が起きる。法学部の女子大生ダービー・ショウはこの事件に興味を持ち、独自に調べレポートを作成する。それを担当のキャラハン教授に提出する。キャラハンは「なかなか面白い仮説」といって友人のFBI職員に見せる。そのダービーのレポートの内容がなぜかFBI上層部に伝わり、CIAまで動き出す。
 そしてキャラハン教授が爆死。何者かに殺害されたのだ。ダービーの調べたことは偶然にも、大きな疑獄事件の真相をあばいたらしい。某大企業の利権がからむ、大統領まで巻き込む大きな問題に発展する。
 ダービーはことの真相を公表するためヘラルドの記者グランサムに接触。二人は命がけで真相に追う。
 どこやらの国の首相は、モチカケサクラとさんざん問題を起こしながら、なんら納得のいく説明しないまま彼岸へ行ってしまった。自分の良心に従った一人の公務員が亡くなった。だれがこの公務員を死においやったのか、未だに判らない。この映画では二人の判事を殺したのはだれか、悪いヤツはきっちり訴追され、大統領も再選が不可能となった。
 グランサム一人がテレビに出てダービーが書いた「ペリカン文書」を公表する。
インタビューアーに聞かれる「このダービー・ショウって誰ですか。架空の人物という憶測がなされていますが」「そうかも知れません」
 日本にはダービー・ショウはいないのか?日本にはダービー・ショウの替りに山上徹也がいた。「ペリカン」の替りに「統一教会」の問題があきらかになった。