一日ひとつ 英語の豆知識 

【ドラ豆】(ドラマメ)と【今日豆】(キョウマメ)の2種類の豆知識シリーズ。毎日ひとつ英語の豆知識をものにしよう!

豆知識 『年令』 #1158

2008年04月11日 | ドラマの豆知識
月曜日の朝、ケンジが会社へ来てみると、机の上にメッセージが置いてあった。

会社の【vice president】〔副社長〕で、営業本部長をしているフランク・ミッチェル
(Frank Michael)のセクレタリーからのもので、【first thing in the morning】
〔朝一番に〕連絡してくれるように書いてあった。

電話してみると、今日の午後、日本からケンジたちの会社のソフトウエア製品を
見に来るので、立ちあって欲しい、とのことだった。

午後になって、フランク・ミッチェルと、ケンジたちの営業部の 【sales rep】
〔営業マン〕であるジム(Jim)がデモ・ルーム待っていると、日本からの来客が3人
やってきた。

日本の慣習にならって【business card】〔名刺〕を交換して、それぞれソファに
腰かけたら、日本からの来客は、日本人であるケンジが同席するとは思っていな
かったらしく、ちょっとおどろいた様子で、ケンジに日本語で話しかけてきた。

『まだお若そうなのに、こちらで働いておられるのですか?』、と年配の重役の
ような人が話しかけてきて、『・・おいくつになられるのですか?』、と聞いて
きた。

年令を答えていたら、副社長のフランクが、英語で何の話をしたのか聞いてきた。
ケンジが、『年令を聞かれたので答えたんです』と言うと、フランクも隣のジム
も、ギョッとした表情でケンジを見た。

フランクとジムは、なんでギョッとしたのでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

    →〔アメリカの文化では、初対面で相手の年令を聞いたりする
       ことなど、ありえないからなんでですよね~〕  (^o^)


         今日の豆知識は:
         【 hierarchical society 】→〔 タテ社会 〕に
          ついてです。

         【 hierarchical 】=〔 階層的な 〕
          発音は、ハイァラーキカルで、〔 ラー 〕を強く
          発音します。

        日本は〔 タテ社会 〕なので、先輩・後輩などの上下
        関係を気にするため、なにかにつけてお互いに年令を
        確認しがちですが、アメリカの文化は〔 ヨコ社会 〕
        なので、年令で相手をどうこうするという意識はなく  
        たとえば学校のスポーツ部などでも、日本のような
        先輩・後輩の関係はほとんどなく、ある1年生が3年生
        より上手ならば、そちらが敬意を表される社会なんです
        よね。
                             (^^)v

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