英語とオペア

今週、アメリカで２年間オペアをされておられた女性が、英語の勉強会
〔英語フォーラム〕へ見学にこられました。

発音がネイティブに近く、アクセントもとても自然でした。英語力そのもの
はまだまだ勉強される余地がたくさんありますが、２５歳を過ぎてからでも
ネイティブに近い発音やアクセントが身につけられるという、ほんとうに
すばらしい事例を確認させて頂きました。

前にも書いたことがありますが、英語に興味をもっている日本の多くの
若い人たちは、英語力をつける最も効果的な方法は『留学』することと
思われておられると思います。しかし現実には生半可な英語力で『留学』
しても、得られる収穫はわずかです。

留学をしたいという理由が真に外国の大学で特定の学科を勉強したいという
ことであれば、それが一番ですが、もし大きな目的が『英語力を身につけたい』
ということであれば、【au pair】〔オペア〕という選択肢もいちど考慮してみる
価値があるように思います。日本では認知度が低いので知らない方も多い
と思います。もっとも、逆にそれだけの覚悟ができる若い人が今の日本に
どれくらいるでしょうか？　

〔オペア〕というシステムは、最低でも１年間、各家庭にホームステイして
その家庭の小さな子供達の世話をしながら英語を学ぶというものです。
なので、もっとも純粋な形の発音が聞けるネイティブの子供と毎日接する
ことによって、前述のような効果が生まれるものと思われます。

〔オペア〕については、下記を参照して頂くか、またはインターネットで検索
して調べてください。

豆知識　『ボストンコモン』 #609
豆知識　『パーキング』 #610