ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

建具ガラスの利点  No182

2014年06月28日 | 住まい

今日は朝から曇り空で、湿度も90%と高く、いかにも「山陰の梅雨」らしい天気ですね~~!

と、冒頭の挨拶をしてみたものの、よくよく考えてみると、湿度90%越えとはいったい何たることでしょう。

まるで、水の中で喘いでいる魚みたいではないですか!

日本一の肌美人県と言われても、全然うれしくないヒゲ専務ですが、皆さんはうれしいですか?

確かに、このじめじめとした天気では、紫外線に晒されることもなく、乾燥空気にいじめられることもないので、うるおい肌を保つのでしょう。

それはなんとなく解るのですが、そんなごまかしで、山陰と山陽のあからさまな「天気差別」を受け入れほど、島根県人は甘くないぞ~!

と、叫んでも、な~んも変わらないので、さっそく本題に入ってみましょう。

さてさて前回までは、室内に必要不可欠な、木製建具のデザインを中心にお伝えしてきました。

今回は番外編として、建具に開ける窓部分に取り付ける、窓ガラスに付いてお伝えしますね。

最近では、建具の窓にはガラスよりも、アクリルパネルやポリカーボネートパネルを多く使用するようになりました。

そのほうが軽くて、コマや蝶番に負担がかからなく、金物の痛みが少ないからです。

逆に、ガラスと言えば重たくて割れやすく、割れた時には危険がいっぱいな、扱いにくい部品であるイメージが強いのです。

それでは、そんな扱いにくいガラスの利点て、どこかにあるのでしょうか?

一つには「強さ」ということが言えるでしょうね。

強い衝撃には破壊され、粉々になるモロさを持ってはいますが、樹脂系のパネルでは決して出せない表面強度を、ガラスは持っています。

拭き掃除などをしたときに、硬めの雑巾などでこすると、樹脂系パネルは小さな擦り傷が付いてしまいます。

一方ガラスは、よほど固い金属などで引っかかない限り、ほとんど傷つくことはないのです。

更に、ガラスを通してみた向こう側の風景が、まったくゆがむことの無い平滑さも、ガラスの利点と言って良いでしょう。

そしてもう一つ、最大の魅力は何と言っても、経年劣化が小さいということ。

要するに、何年たっても強度が落ちずに「その魅力」を保ち続けるということなのです。

さてそれでは「その魅力」とは、いったいなんだと思いますか?

長くなりそうなので、次回に続けます。

お楽しみに!!


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