ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

「当たり前の日常」   vol.123

2012年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

みな皆様、新年あけましておめでとう御座います。

今年は、元日から昨日までの5日間、ずっと氷雨にたたられ、まるで日本の運勢を表しているかのようでしたね。

そんな寒く冷たい雨の中、三日には地元で一番人気の出雲大社へ、家族で初詣に出かけました。

相変わらず、神頼みに力を入れる根性は、改めないといけないとは思いながらも出かけてしまうヒゲ専務ですが、皆さん、何処で神頼みしましたか?

さてさて昨日は、今日からの本格スタートの準備に出社し、ついでに弊社の季刊誌「住まいるニュース」原稿を少し書きかけていました。

毎年恒例となっている「年頭所感」の原稿が、締め切りギリギリでしか完成できないことも恒例となっていたので、あえてスタートを早めてみたのです。

しかし、書きかけて感じたのが、いつもの新年とは、感覚がちょっと違うと言うこと。

決まって書いていた、ポジティブに・前向きに・前進有るのみ・一歩一歩確実な歩みを・・・・

などの表現に違和感を感じてしまったのです。

もちろん前進せず立ち止まることは、後退するのと同義語だとの思いは決して変わることはないのです。

しかし、それだけで良いのか?そんな思いが頭の隅をよぎり、キーボードを叩く指が止まってしまったのです。

そして、今朝の毎日新聞の記事を読んで、ハッとしてしまいました。

そこに書いてあった「当たり前の日常」との7文字に心が揺れたのです。

昨年は、震災や洪水被害、さらには原発事故の影響で、日常を奪われた人がいかに多かったことか。

当たり前が、当たり前でなくなることの不条理と、普通の暮らしがいかに大切で有るかを思い知らされた一年間。

ガンガン進むことのみが生き残る唯一の手段だと考えていた時には、決して考えてもみなかった思い。

少し、方向転換も必要なのかも知れないと、時間をおいて、もう一度考え直して見たいと思っています。

ってことで、再び原稿提出がギリギリになりそうな予感が・・・

今年はもう少し、こまめにブログアップします。

短編の継続更新を目指します。

新年の誓い「其の一」としておきます。

今年は誓いがいっぱいあります。

小出しに発表します。

お楽しみに・・・今年もよろしくっ!!