ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

漏水の原因と対処法 vol.103

2011年07月11日 | 住まい

傘マークが消えたと思ったら、とたんに梅雨明け宣言が出されましたね。

気象庁も何をあわてているんでしょうか?

昨年同様これからしばらくは、過酷な暑さとの戦いが続くかも知れませんね。

それにしても、昨日の快晴にも関わらず海に行けなく、ちょっとくさり気味のヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか?

海が呼んでいるのに~とぼやきながら、朝からなぜか家族のアッシー君(古っ)をさせられ、午後からも予定が入りいつの間にか一日が終了してしまったのでした。

来週こそは・・・・気合いだ~っ!

それはさておき、前回からの続きです。

今回は漏水の原因と対処法を少し例を挙げて説明してみましょう。

もちろん漏水だって、様々な原因で起こります。

基本的には、地中や壁体内を走る給水管からの水漏れなのですが、実はそれ以外にも漏水の原因は有ります。

そのうちの一つが、トイレの便器からの水漏れです。

便器からの水漏れと言っても、トイレの床がビショビショになるのではなく、それなら逆に漏水もすぐに見つかるのですが、便器内での漏れなので発見が遅れるのです。

便器と言えば、洋式の腰掛け式便器が主流ですが、その腰掛ける便座の奥にあるロータンクという水をためるタンクで漏水が置きます。

必要量の水がタンク内にたまると、内部にある浮き玉により注水口が閉じる仕組みなのですが、時々その設定が狂い、わずかづつ水が出続けることがあり、そうなった時にはタンクから便器に、余分の水が流れる仕組みになっています。

そんな時は、便器内をのぞき込み、懐中電灯で照らしながらよく見ると、便座の奥の方から陶器の表面を流れる水を発見できたり、たまっている水の表面に小さな波紋が見えたりするのです。

それともう一つ、庭に出て地中に埋設されている汚水管の丸い蓋を開けて中を、これも懐中電灯で照らしてみてください。

誰も使っていないのに、少しの水がチョロチョロと絶え間なく流れていれば、どこかの便器に漏水があると思っていいでしょう。

その時の漏水対策は、ロータンクの蓋を開け器具を調整したり、時には給水口を取り替えたりすることになりますので、余り手を出したりせず、専門家に任せましょう。

また、それ以外では、屋根の上の太陽熱温水器が、同じ原理で漏水したり、水の詰まったパネルの継ぎ目や水抜きボルトあたりから漏れ出すことが有ります。

この場合は目視で確認が出来るので、10年以上経過した太陽熱温水器は、時々見上げて様子を見てくださいね。

それから、漏水で一番多い原因はもちろん給水管そのものからの漏水です。

古くなった給水管はある日突然、土中にあるなしにかかわらず、小さな亀裂が入り水が噴き出すのです。

ひどいときには、床下に耳を近づけるだけで、シューと水の噴き出す音を聞くことが出来ます。

でもそれは早期発見になるラッキーな方で、土中や最悪コンクリートの中では発見するのに相当の労力と時間を要することがあります。

最終的に漏水箇所を絞り込めない場合だってありますが、そんな時は怪しい箇所を含めた部分を切断し、給水管を別ルートで配管する、いわゆるバイパス工事をすることもあります。

どちらにしても、早期発見、早期治療は、人間と同じと思っていいでしょう。

でもでも、お役立ち情報はいいんですけど、文字多すぎません?ヒゲ専務さん!

もっと簡潔にしたいよね~!では又っ!!