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【ウォークマン携帯】初の3G端末

2005年11月01日 14時39分41秒 | ケータイ
 Sony Ericsonは10月17日、ウォークマン携帯では初めて3Gネットワークに対応したモデルを発表した。

 この新モデル「W900」は、これまでのモデルと同様、本体に音楽機能に直接アクセスできるキーを備え、付属のPCソフト「Disc2Phone」とUSBケーブルを使ってPCから楽曲を転送することもできる。既存モデルと違うのは、3Gネットワークを介して携帯キャリアの音楽ダウンロードサービスから直接楽曲をダウンロードできるという点だ。

 W900のメモリのユーザー領域は470Mバイト、120~240曲を格納できる。メモリースティックPro DUOを使えば最大で1000曲を保存できるという。対応する音楽フォーマットはMP3、AAC、AAC+、MIDI、WAV、XMF。

 音楽機能のほか、W900はLEDフラッシュとピクチャーライト付きの2メガピクセルカメラを搭載、毎秒30フレームでの動画撮影も可能だ。またショートメッセージサービス(SMS)とマルチメディアメッセージサービス(MMS)、インスタントメッセージング(IM)、プッシュ型メール、テレビ電話、FMラジオ、HTMLブラウザなどの機能を備え、Bluetoothと赤外線通信にも対応する。

 またW900では初めてリモコン付きヘッドフォンStereo Portable Handsfree HPM-80が付属する。本体色は黒と白の2種類から選べる。

 W900にはW900iとW900cの2モデルがあり、900iは欧州、アジア太平洋地域、中東、アフリカ、900cは中国本土向けに提供される。通信方式はUMTS(2100MHz)とGPRS 900/1800/1900のデュアルモードで、第4四半期末に発売される予定だ。

ウォークマン携帯に初の3Gモデル

 海外ではウォークマン携帯初の3G端末が発表された。

 スライド式ボディでW31Sにかなり似ている印象だが、キーボードがW31Sよりもやや大きくて使いやすそうな印象だ。

 直接音楽のダウンロードもできるようになり、ますますウォークマン携帯として進化しているようだ。国内ではすでにW31Sが製造完了しており、国内にも同様な端末を投入して欲しいところだ。

携帯メーカー各社の中間決算、シャープや富士通などが好調

2005年11月01日 14時19分08秒 | ケータイ
 携帯電話を手掛ける国内メーカーの中間決算が続々と発表されている。携帯電話部門が属すセグメントが異なるなど、数値では単純な比較は難しいところだが、「好調」としたメーカーはシャープや富士通、東芝となっており、NECは出荷計画を下方修正するなど、明暗が分かれる状況となっている

 なお、主要メーカーの中では、カシオが11月2日に、三洋が11月18日に中間決算を発表する予定となっている。

 国内の携帯メーカーの中で、ユーザーから強く支持されているNECの中間決算は、低調な結果となった。モバイル部門の売上高は4,180億円と、前年同期より16%減少した。 NECでは、携帯電話端末の出荷台数も公表。それによれば、第1四半期は240万台、第2四半期は230万台となり、上半期の出荷台数は470万台となった。前年同期では600万台という結果だったが、今回は130万台の減少となり、同社では年間出荷台数の予測を1,500万台から約500万台減らし、1,000万台強に下方修正している。

 NECに続き、人気メーカーとされるパナソニック モバイルコミュニケーションズは、売上高が2,464億円(前年同期比85%)で、営業利益は53億円の赤字となった。親会社である松下電器産業の連結ベースにおける売上高は、4兆2,592億円(同99%)、営業利益は1,711億円(同109%)、当期純利益は644億円(同115%)となっている。

 液晶事業が好調なシャープは、携帯電話・PHS事業については、同社独自の液晶を搭載した3G端末などラインナップ拡充を図り、好調に推移したとして、売上高は2,200億円(同108.7%)という結果になっている。

 NTTドコモ向けに端末を出荷しているメーカーとして、らくらくホンなど独自ラインナップの強みを持つ富士通は、携帯電話部門については、「ユニバーサルデザインの端末が好調」とのことで、出荷台数は昨年より約15万台増加し、この中間期では169万台に達した。ただし、通期予想は昨年実績の349万台よりも低めに見ており、310万台になるとしている。

 同じくドコモ向けを中心に端末を供給する三菱電機の携帯電話は低調だったとのことで、通信事業部門での受注・売上が減少したと指摘されている。

 グローバルに事業展開するソニー・エリクソンは、国内メーカーとは異なり、10月17日付けで2005年第3四半期決算(2005年7~9月期)が発表されている。それによれば、売上高は20億5,500万ユーロで、当期純利益は1億400万ユーロ。海外向け端末の「W800」などが好調で、販売台数は1,380万台に達し、前期や前年同期と比べても順調な成長を遂げている。

 京セラの携帯電話が属する通信機器関連事業も同じく前年同期より減少し、売上高は910億8,400万円、部門利益は93億円の赤字となった。

 auおよびボーダフォン向けに端末を投入している東芝は携帯電話やパソコンなどが属すデジタルプロダクツ部門は、前年同期比9%増の1兆1,629億円、営業利益は67億円となった。同社では、パソコンやストレージデバイスなどと同じく、携帯電話も好調と説明している。

 カシオとともに、カシオ日立モバイルコミュニケーションズを設立した日立製作所の携帯電話を含むデジタルメディア・民生機器部門は、売上高が6,118億円、営業利益は162億円の赤字となっている。

携帯メーカー各社の中間決算、シャープや富士通などが好調

 NECとパナソニック、三菱、京セラ、日立が苦戦しているのに対して、シャープや富士通、東芝が好調だ。ヒット商品があるかないかが原因しているようだ。

 シャープの好調はわかるが、富士通は予想以上にらくらくホンがロングラン製品となり、それが好調の原因となったのかもしれない。シルバー向け端末にいち早く目をつけたところが成功の秘訣だ。

 ソニーはFOMAで出遅れていたが、海外のエリクソン部門の方が好調なのかもれしない。やっとFOMAにも参入することになり、これからは国内でも反撃を開始しそうだ。