2008.02.02
本当に何も無かったベリーズの首都ベルモパンを抜けて国境へ。まだ1400時前だ。
ベリーズ側の両替商は必死になって私から両替しようとしていたが、国境でのレートは基本的には良くない。
それに米ドルをグアテマラの紙幣に換えるなら通常グアテマラ側の方が良い筈だ。
ベリーズの国境で15ドル(出国税)を払って手続きを終え、グアテマラ側に行こうとすると、最初に言い寄ってきた両替商がまだ私から両替しようと声を掛けてきている。
たまたまそこにいた少年が、「銀行での今のレートは1ドルが7.6ケツアル(グアテマラの通貨単位)だよ。それにフローレス行のミニバスが70ケツアーレスって彼は言ってるけど50ケツアーレスで行けるよ!」
と、親切に助け舟を出す。
両替商も諦めてベリーズ側に戻っていく。
グアテマラ・・・イミグレに行く前にここでも早速両替商が・・・
さっき子供が言っていたレートは7.6、交渉して10ドルを7.3のレートで替える。国境だから致し方ないだろう・・・
ついでにメキシコペソやベリーズドルのコインなどもレートは悪いもののどうせ小額だし、まあ持っていても仕方が無いので両替する。
国境での両替商の言い分はいつも一緒だ、「国境を越えるとレートが悪くなるからここで替えろ、街では両替できないから今現金を手にしろ!」などだ。彼らの言い分が正解だったなんて事はまず無いから街に着くまでの当座の現金をレート交渉して、それも最低額というのが鉄則だ。そうすれば損をしてもたかが知れている・・・
そしてイミグレに並ぶと並列して別の窓口に別の列が・・・
何この列は???
「えっ??銀行っ!!」
しまった・・・両替商なんかに頼まず素直に銀行で替えていたほうが良かった・・・
子供は銀行があるとも言いたかったのか・・・!!
まあいい、替えたのはたった10ドルだ、そしてイミグレにいって手続きをしていると横から英語の喋れる男が話し掛けてくる。この後のミニバスに私を乗せたいらしい。
手続きが終わるとイミグレの男が「10ケツアーレス(約150円)」と・・・
何の金だか良く分からず聞いていると英語を喋れる男が通訳をしてくれる。
「レシートは無く、コンピューターに支払った金額が入力されている。」と、
それに彼が言うには
「みんな支払っているから問題ないよ!」
ということだ・・・
まあ良い。取り敢えず列から外れる。
英語を喋る男相変わらず私をミニバスに乗せようと熱心だ。
それにしても・・・普段なら全部調べてから入国するのだが、今回はベルモパンでの1泊予定を朝急遽変更してここにきているので情報を全く読んでいない。「地球の歩き方」「ロンリープラネット」そして有名な「富永マップ」など情報は完全に揃えているのだが・・・。
まあとはいっても「私ほど経験豊富な旅行者」もそうざらにはいない。
ガイドブックなどに書かれている情報は書かれた時点でもう過去のものである。あてには当然なるし、知っておいて損する事は無いが、大事なのは刻一刻と変化する現地での状況に臨機応変に対応することであり、それが完璧に出来るからこそ「私はプロフェッショナル」なのである・・・
そして色々と考えを巡らすと・・・
「んっ??」
「待てよ・・・!!」
「やっぱりさっき10ケツアーレス払ったのはおかしいぞ・・・!!」
入力操作で10ケツアーレスなんてそんな話があって良いはずが無い。
もう一度列に並ぶ。
そして私の番になると多少大きな声でこう告げる。
「10ケツアーレス、レシーボ、ポルファボール!!(10ケツアーレスの領収証を下さい)」
コツは簡単だ。「お金を返せ」と不正をなじるのは簡単だが、それをやると相手も引くに引けなくなって泥沼化する場合がある。それを避けるためには「あくまでも領収証を出して!」と言えば、相手をそれ程強く批判せず、こちらの正当な要求が通りやすくなるのだ。まあもっともスペイン語で「金返せ」と言えないだけという話もあるが・・・
数秒後10ケツアーレスが私の手元に戻ってくる。
やっぱりさっきの請求は賄賂だった。
さらにミニバスの客引きを捕まえ「お前あれは払わなくていい金だぞ、それにフローレスまでは50だろう。70なんて払っていられないしお前は嘘をついたから他をあたるぜ」と、言い放つ。
これがグアテマラ側の国境
国境で他のミニバスか大型バスを探すもミニバスは無く、大型バスはしばらく待ちそうだ。
タクシーと交渉して1ドルでマーケットのミニバスの発着場へ向かってもらう。
人の悪い国境と違って、まあ市内に出ればボッてくることも殆どなくなるだろう。
そもそも新しい国へ入る時、何よりも大事なのは「人を信じる心」である。
人によっては最初から疑ってかかり喧嘩腰になって相手をなじるように交渉しているがそんな狭い心ではいけない。
こちらが信じることによって相手の心の警戒心を解き、そしてフレンドリーに交渉するのがお互いのハートに一番いい結果をもたらすのだ。
私ほどのエレガントなツーリストになると、そのフレンドリーさにも定評があり、渡航する国々で「そのフレンドリーさ加減を見せ付けてやりながら」旅行を続けられるようになっている。
ここでも例のごとくフレンドリーさを見せつけ、タクシードライバーから情報を得ていく。
フローレスまでのミニバスの値段を聞くと「まあ50ぐらいだろうな、でも注意しな!旅行者には70なんてふっかけてくるからな!!」と言っている。
ボーダーの少年といい、彼といいまあ妥当な線だ。
マーケットに到着して、フローレス行のミニバスを待つとすぐに現れる。
相場はガイドブックを読むまでも無い。もうタクシードライバーから聞いている。こんな時の交渉は先にこっちから言って値段を決めてしまえば良い。
ミニバスに声を掛ける。.
「フローレス?シンクエンタ??(フローレスまで50かい??)」
彼らも笑顔で答える。こちらがもう相場を掴んでいるからボレないと読んだのだろう。
ミニバスに乗って少し待って出発。
ノリのいいミニバスのドライバー。
そのミニバスはサンタエレナというフローレスと隣接する街行だったらしく、普段では考えられない事に途中で私専用のミニバスに追加料金なしで乗り換えさせられて私の泊まりたいホテルまで直行してくれる・・・
私にはどうやら人をそうさせずにはいられない「オーラ」があるようだ・・・
ホテルに荷物を置いて、次の移動先であるアンティグア行(直行便は無く大型バスでグアテマラシティーへ行き、シャトルバスに乗り換えてアンティグアへ到着する。)のバスチケットを購入する。用心深く3件ぐらい旅行代理店を当たったが一等バスは一様に250ケツアーレスなのでまあ相場だろうか。
そして世界遺産のマヤ遺跡である「ティカル」への往復のシャトルバス(午前中ホテルでピックアップしてもらい帰りは自分の好きな時間を選べるもの)のチケットを手配する。
夕食を摂り、少し疲れていたのでホテルでゆっくりしながらガイドブックを眺める・・・
「・・・」
「・・・・・・・」
「なぬっ!!」
「国境からフローレスまでミニバスで20ケツアーレスだとぅ・・・」
そう言えば道理で・・・ミニバスの運転手もスタッフもニコニコしていた訳だ・・・30ケツアーレスも余分にふんだくれたんだから・・・
しかも「50」と声を掛けたのは・・・私からだ・・・・
と、言うことは・・・
「じっ自爆っ・・・!!」
しかし彼らは30(450円ぐらい)もボッておいて良心は痛まないのか?いくらこちらから言った事とはいえ「そんなにしないよ!20だぜっ!」
というのが普通のはずだ!!
それにしても・・・ガイドブックもちょっと目を通しておけば・・・
くぅぅぅ~・・・今夜は夜風がやけに目に染みる・・・
2008.02.03
ティカル、私が中米で見る最後のマヤ遺跡になるだろう。
料金が50(約750円)から150(約2200円)と一気に値上がり、挙句に学生証が全く使えなかったのは誤算だし、値上げもチケット売り場に張り紙で、それも手書きで訂正してあるだけで・・・
貰ったチケットには50Qと古い値段のままで表示され、100Q(約1500円)も高く払わされているのにチケットも作り変えられてないのには殺意すら覚えるが・・・
今まで見た中で、最も私好みでまあ良かったといえよう。
5号神殿とその横の急勾配の階段
その上からの景色。ジャングルの中にある遺跡ということが良く分かる。
グランプラザ周り
1号神殿を2号神殿頂上から。
ノースアクロポリス
グランプラザ全景
途中でテイという日本人と知り合い、一緒に観光してフローレスへ戻る。
彼はアンティグアからこちらに来てこれからベリーズへ向かうということで情報交換も弾む!
そして彼にアンティグアからのバス代を聞くと「180」と・・・
70の差はエライ開きだ・・・
しかし、ここであった他の日本人もアンティグアまで250と言われている・・・
逆ルートだと高いのだろうか???
テイがベリーズ行きのチケットを買うときに一応アンティグア行の値段も聞いてみる。
「250・・・」
どうやらフローレスからは高いらしい・・・
チケットももう持っているので、テイがベリーズシティー行のチケットを手に入れたので私も立ち去ろうとすると急に
「アンティグア、200・・・」
「・・・」
「・・・・・・・」
「何故値下げする・・・!!」
というか、この値段の下がり方はなんだ???
それにしても・・・
どいつもこいつも人からボル事ばかり考えやがってぇ~!!
私が嫌いな国、それは大抵の場合に決まっている。
「公共機関がボッてくる国」
である。
移動するのに使わざるを得ないというのは相手も承知の上で・・・
人の足元を見やがってぇ~・・・!!
そして私はあることに気付いた・・・
こんな人々が住む町。
そう、ここの名前は
「ペテン県」
「・・・・」
県ぐるみで「ペテン」なら・・・
こんな非道もまあ仕方が無いのだろう・・・
そして私はこう思う・・・
「ペテン県人、皆殺し!!」
と・・・
本当に何も無かったベリーズの首都ベルモパンを抜けて国境へ。まだ1400時前だ。
ベリーズ側の両替商は必死になって私から両替しようとしていたが、国境でのレートは基本的には良くない。
それに米ドルをグアテマラの紙幣に換えるなら通常グアテマラ側の方が良い筈だ。
ベリーズの国境で15ドル(出国税)を払って手続きを終え、グアテマラ側に行こうとすると、最初に言い寄ってきた両替商がまだ私から両替しようと声を掛けてきている。
たまたまそこにいた少年が、「銀行での今のレートは1ドルが7.6ケツアル(グアテマラの通貨単位)だよ。それにフローレス行のミニバスが70ケツアーレスって彼は言ってるけど50ケツアーレスで行けるよ!」
と、親切に助け舟を出す。
両替商も諦めてベリーズ側に戻っていく。
グアテマラ・・・イミグレに行く前にここでも早速両替商が・・・
さっき子供が言っていたレートは7.6、交渉して10ドルを7.3のレートで替える。国境だから致し方ないだろう・・・
ついでにメキシコペソやベリーズドルのコインなどもレートは悪いもののどうせ小額だし、まあ持っていても仕方が無いので両替する。
国境での両替商の言い分はいつも一緒だ、「国境を越えるとレートが悪くなるからここで替えろ、街では両替できないから今現金を手にしろ!」などだ。彼らの言い分が正解だったなんて事はまず無いから街に着くまでの当座の現金をレート交渉して、それも最低額というのが鉄則だ。そうすれば損をしてもたかが知れている・・・
そしてイミグレに並ぶと並列して別の窓口に別の列が・・・
何この列は???
「えっ??銀行っ!!」
しまった・・・両替商なんかに頼まず素直に銀行で替えていたほうが良かった・・・
子供は銀行があるとも言いたかったのか・・・!!
まあいい、替えたのはたった10ドルだ、そしてイミグレにいって手続きをしていると横から英語の喋れる男が話し掛けてくる。この後のミニバスに私を乗せたいらしい。
手続きが終わるとイミグレの男が「10ケツアーレス(約150円)」と・・・
何の金だか良く分からず聞いていると英語を喋れる男が通訳をしてくれる。
「レシートは無く、コンピューターに支払った金額が入力されている。」と、
それに彼が言うには
「みんな支払っているから問題ないよ!」
ということだ・・・
まあ良い。取り敢えず列から外れる。
英語を喋る男相変わらず私をミニバスに乗せようと熱心だ。
それにしても・・・普段なら全部調べてから入国するのだが、今回はベルモパンでの1泊予定を朝急遽変更してここにきているので情報を全く読んでいない。「地球の歩き方」「ロンリープラネット」そして有名な「富永マップ」など情報は完全に揃えているのだが・・・。
まあとはいっても「私ほど経験豊富な旅行者」もそうざらにはいない。
ガイドブックなどに書かれている情報は書かれた時点でもう過去のものである。あてには当然なるし、知っておいて損する事は無いが、大事なのは刻一刻と変化する現地での状況に臨機応変に対応することであり、それが完璧に出来るからこそ「私はプロフェッショナル」なのである・・・
そして色々と考えを巡らすと・・・
「んっ??」
「待てよ・・・!!」
「やっぱりさっき10ケツアーレス払ったのはおかしいぞ・・・!!」
入力操作で10ケツアーレスなんてそんな話があって良いはずが無い。
もう一度列に並ぶ。
そして私の番になると多少大きな声でこう告げる。
「10ケツアーレス、レシーボ、ポルファボール!!(10ケツアーレスの領収証を下さい)」
コツは簡単だ。「お金を返せ」と不正をなじるのは簡単だが、それをやると相手も引くに引けなくなって泥沼化する場合がある。それを避けるためには「あくまでも領収証を出して!」と言えば、相手をそれ程強く批判せず、こちらの正当な要求が通りやすくなるのだ。まあもっともスペイン語で「金返せ」と言えないだけという話もあるが・・・
数秒後10ケツアーレスが私の手元に戻ってくる。
やっぱりさっきの請求は賄賂だった。
さらにミニバスの客引きを捕まえ「お前あれは払わなくていい金だぞ、それにフローレスまでは50だろう。70なんて払っていられないしお前は嘘をついたから他をあたるぜ」と、言い放つ。
これがグアテマラ側の国境
国境で他のミニバスか大型バスを探すもミニバスは無く、大型バスはしばらく待ちそうだ。
タクシーと交渉して1ドルでマーケットのミニバスの発着場へ向かってもらう。
人の悪い国境と違って、まあ市内に出ればボッてくることも殆どなくなるだろう。
そもそも新しい国へ入る時、何よりも大事なのは「人を信じる心」である。
人によっては最初から疑ってかかり喧嘩腰になって相手をなじるように交渉しているがそんな狭い心ではいけない。
こちらが信じることによって相手の心の警戒心を解き、そしてフレンドリーに交渉するのがお互いのハートに一番いい結果をもたらすのだ。
私ほどのエレガントなツーリストになると、そのフレンドリーさにも定評があり、渡航する国々で「そのフレンドリーさ加減を見せ付けてやりながら」旅行を続けられるようになっている。
ここでも例のごとくフレンドリーさを見せつけ、タクシードライバーから情報を得ていく。
フローレスまでのミニバスの値段を聞くと「まあ50ぐらいだろうな、でも注意しな!旅行者には70なんてふっかけてくるからな!!」と言っている。
ボーダーの少年といい、彼といいまあ妥当な線だ。
マーケットに到着して、フローレス行のミニバスを待つとすぐに現れる。
相場はガイドブックを読むまでも無い。もうタクシードライバーから聞いている。こんな時の交渉は先にこっちから言って値段を決めてしまえば良い。
ミニバスに声を掛ける。.
「フローレス?シンクエンタ??(フローレスまで50かい??)」
彼らも笑顔で答える。こちらがもう相場を掴んでいるからボレないと読んだのだろう。
ミニバスに乗って少し待って出発。
ノリのいいミニバスのドライバー。
そのミニバスはサンタエレナというフローレスと隣接する街行だったらしく、普段では考えられない事に途中で私専用のミニバスに追加料金なしで乗り換えさせられて私の泊まりたいホテルまで直行してくれる・・・
私にはどうやら人をそうさせずにはいられない「オーラ」があるようだ・・・
ホテルに荷物を置いて、次の移動先であるアンティグア行(直行便は無く大型バスでグアテマラシティーへ行き、シャトルバスに乗り換えてアンティグアへ到着する。)のバスチケットを購入する。用心深く3件ぐらい旅行代理店を当たったが一等バスは一様に250ケツアーレスなのでまあ相場だろうか。
そして世界遺産のマヤ遺跡である「ティカル」への往復のシャトルバス(午前中ホテルでピックアップしてもらい帰りは自分の好きな時間を選べるもの)のチケットを手配する。
夕食を摂り、少し疲れていたのでホテルでゆっくりしながらガイドブックを眺める・・・
「・・・」
「・・・・・・・」
「なぬっ!!」
「国境からフローレスまでミニバスで20ケツアーレスだとぅ・・・」
そう言えば道理で・・・ミニバスの運転手もスタッフもニコニコしていた訳だ・・・30ケツアーレスも余分にふんだくれたんだから・・・
しかも「50」と声を掛けたのは・・・私からだ・・・・
と、言うことは・・・
「じっ自爆っ・・・!!」
しかし彼らは30(450円ぐらい)もボッておいて良心は痛まないのか?いくらこちらから言った事とはいえ「そんなにしないよ!20だぜっ!」
というのが普通のはずだ!!
それにしても・・・ガイドブックもちょっと目を通しておけば・・・
くぅぅぅ~・・・今夜は夜風がやけに目に染みる・・・
2008.02.03
ティカル、私が中米で見る最後のマヤ遺跡になるだろう。
料金が50(約750円)から150(約2200円)と一気に値上がり、挙句に学生証が全く使えなかったのは誤算だし、値上げもチケット売り場に張り紙で、それも手書きで訂正してあるだけで・・・
貰ったチケットには50Qと古い値段のままで表示され、100Q(約1500円)も高く払わされているのにチケットも作り変えられてないのには殺意すら覚えるが・・・
今まで見た中で、最も私好みでまあ良かったといえよう。
5号神殿とその横の急勾配の階段
その上からの景色。ジャングルの中にある遺跡ということが良く分かる。
グランプラザ周り
1号神殿を2号神殿頂上から。
ノースアクロポリス
グランプラザ全景
途中でテイという日本人と知り合い、一緒に観光してフローレスへ戻る。
彼はアンティグアからこちらに来てこれからベリーズへ向かうということで情報交換も弾む!
そして彼にアンティグアからのバス代を聞くと「180」と・・・
70の差はエライ開きだ・・・
しかし、ここであった他の日本人もアンティグアまで250と言われている・・・
逆ルートだと高いのだろうか???
テイがベリーズ行きのチケットを買うときに一応アンティグア行の値段も聞いてみる。
「250・・・」
どうやらフローレスからは高いらしい・・・
チケットももう持っているので、テイがベリーズシティー行のチケットを手に入れたので私も立ち去ろうとすると急に
「アンティグア、200・・・」
「・・・」
「・・・・・・・」
「何故値下げする・・・!!」
というか、この値段の下がり方はなんだ???
それにしても・・・
どいつもこいつも人からボル事ばかり考えやがってぇ~!!
私が嫌いな国、それは大抵の場合に決まっている。
「公共機関がボッてくる国」
である。
移動するのに使わざるを得ないというのは相手も承知の上で・・・
人の足元を見やがってぇ~・・・!!
そして私はあることに気付いた・・・
こんな人々が住む町。
そう、ここの名前は
「ペテン県」
「・・・・」
県ぐるみで「ペテン」なら・・・
こんな非道もまあ仕方が無いのだろう・・・
そして私はこう思う・・・
「ペテン県人、皆殺し!!」
と・・・