みんなの党の江田憲司前幹事長は8日、東京都内で開かれた会合で講演し、「みんなの党はもう限界だ。発展的解消もする覚悟でこれから再編して、一強多弱といわれる政治状況を打破して、国民本位の全うな政党をつくっていこう」と述べ、同党を離党し新党を結成する意向を表明した。その後、江田氏は記者団に対し「明日離党届を出すことになると思う」と述べ、9日に離党届を提出する方針を明らかにした。
江田氏は講演で「小さく分かれていがみあっている野党が、政治理念と基本政策を軸に、自民党に対抗し得る政治勢力を結集しなければ、日本の民主主義は死んでしまう」と強調。自民党による1党支配を打破するため、野党再編に強い意欲を示した。
時事通信 12月8日(日)13時2分配信
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みんなの党、参院では3議員が造反・・・特定秘密保護法案成立
2013年12月 7日 tag:
昨日は、深夜まで特定秘密保護法案をめぐって与野党の攻防。本当に、国民からみれば「何やってんだ!」という目で見られてるんでしょうね、国会は。
今日の朝刊でも報道されていたように、「みんな迷走」「立ち位置がぶて続ける」「最もぶれたのはみんなの党」「渡辺代表のはじめに賛成ありきの修正が要因」等々、衆院段階では「我々の修正がほぼ受入れられた」と胸を張り「賛成」したのに、世論の盛り上がりと自民党からはしごを外されたことで「退席」ですから、こうした批判はやむをえないでしょう。
そんな中で、みんなの党では、衆院に続き、三議員が造反しました。各人がメディアに答えている概要は以下のとおりです。
(寺田典城議員)
知る権利と特定秘密というのは両立すべき。それが全然成りたっていない。これを通してしまったら、国民、国家にとって利益にならないという信念です。
Q:執行部に問題。
11月14日に代表が安倍総理と食事をした。すり寄ったと言われても仕方ない。あれがなかったら今の法律は別の形になっていた。通らなかったかもしれない。野党も結束できたかも。ああいう形でブレるっていう党首は私はあまり信用できん。
(真山勇一議員)
私は反対。国民の心配、不安を解消するような修正も行われなかった。国民の知る権利、特に報道の自由、自分がメディアの仕事をはじめてから大事にしてきた。そこを一瞬で踏みにじられたという気がする。絶対に許すことができない。
(川田龍平議員)
私は薬害エイズの被害者として、こうした官僚によって恣意的に秘密が指定されるということを認めてしまったら薬害の被害を防ぐことができない。ここはしっかりと自分の信念を貫いて反対の立場を取りたい。