団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

民主党現職全員落選

2010-11-27 19:49:14 | 日記

松戸市議選 現職全員落選で大騒ぎ (ゲンダイネット)

 21日に投開票が行われた千葉・松戸市議選の結果に民主党がマッ青だ。定数44に対し、民主党は11人の公認候補を立てたが、当選したのは新人の2人だけ。現職4人全員がまさかの落選で、議席も半減してしまったのだ。鳩山政権から菅政権に代わったばかりの今年6月の松戸市長選では、民主党への追い風を受け、民主推薦の新人が現職を破る快挙だったのに、わずか5カ月で状況は一変した。

 この選挙結果に、来春、統一地方選を迎える民主党の地方議員たちが浮足立ち、大騒ぎだという。

「政権党になった民主党ですが、地方は脆弱(ぜいじゃく)。依然として自民や保守系が強いので、岡田克也幹事長は『政権基盤を揺るぎないものにするためには、地方議会での勢力拡大が急務』とハッパをかけていた。それで、多くの地方県連が『現有議席の倍の候補者を立てる』という目標を立て、候補者擁立を進めています。しかし、松戸市議選を見る限り、候補者倍増が裏目に出る可能性が出てきました」(民主党関係者)

 例えば東京では、現職8人の世田谷区で公認16人、6人の大田区で15人、3人の港区で8人など、既に今年10月段階で「公認」を大盤振る舞いしている。「このままでは票の食い合いで共倒れする」(現職区議)と、あちこちで悲鳴が上がり始めた。

 松戸市議選では「民主党」の看板が嫌われたのは間違いない。市議会で落選した民主党議員たちと統一会派を組んでいた無所属候補4人は、シッカリ当選しているからだ。

「松戸市は、衆院選では2つの選挙区に分かれていて、千葉6区は、反小沢の生方幸夫さん、7区は親小沢の内山晃さんです。両者の連携が取れていなかったことも惨敗の一因ではあります。しかし、最大の敗因は、尖閣問題や柳田法相問題などでフラフラする菅政権への失望。落選した民主党候補は、選挙期間中、『菅首相には裏切られた』と罵声(ばせい)を浴びせられたといいます。今後は、どの地方選挙でも『無所属』を選ぶ候補が増えるでしょうね」(地元関係者)

 岡田執行部は戦略練り直しが必至だ。

日刊ゲンダイ2010年11月24日掲載)


河村流、100人に聞く

2010-11-27 19:26:00 | 日記

河村流、評価真っ二つ 辞職表明で100人に聞く

2010年11月27日 09時19分

 河村たかし名古屋市長が、自ら主導した市議会解散請求(リコール)署名の「けじめをつける」として辞職を表明したことを受け、中日新聞は26日、市内の計100人に辞職を評価するかどうかを問う緊急街頭アンケートを実施した。「評価する」と「評価しない」は、53人と47人で真っ二つに意見が割れた。

 リコールに署名した人は48人いた。このうち「辞職を評価する」と答えたのは65%の31人。署名していない52人のうち「評価する」は42%の22人だった。

 評価する声では守山区の歯科技工士内藤大護さん(54)が「市議の抵抗で公約が実現できないなら、出直し選で民意を問い直す意義はある」。守山区の主婦奥屋恵さん(28)は「自分勝手との批判もあるかもしれないが、これぐらい個性の強い人でないと、何も変えられないのでは」と指摘した。

 中村区の無職押谷利隆さん(73)は「市民が関心を持っているうちに減税や議員報酬の削減を問うべきだ」と支持し、東区の交通事故調査員嵐勲さん(70)は「議員報酬が高すぎるなどの指摘をきちんとしてくれた」と話した。

 一方で評価しない声も根強い。中区の印鑑販売業酒井田美子さん(63)は「残り任期は2年以上。今辞める必要はない」。天白区の会社員橋本定幸さん(59)も「自分の選挙ばかりにこだわっていて、市政に何ら進展がない」という。

 昭和区の自営業伊沢弘美さん(67)も「敵と味方を二分する政治手法は好きになれない。独裁型では市政は回らない」。守山区の主婦曽我美代さん(49)も「自分の意見が通らなくて気に入らないから辞めるというのは子供じみている」と批判した。

 <調査方法> 名古屋駅前▽栄▽東山動植物園(千種区)▽鶴舞公園(昭和区)▽東区の大型ショッピングセンター周辺の5カ所で実施。男女各50人で年代別では20代11人▽30代23人▽40代8人▽50代10人▽60代27人▽70代17人▽80代4人。

(中日新聞)


【河村vs市議会】市議会側、対抗馬無し。

2010-11-27 19:20:35 | 日記

【河村vs市議会】

対抗馬探し悩ましく 市議会側

2010年11月27日

 名古屋市の河村たかし市長が来年2月6日の愛知県知事選をにらんで辞職表明し、出直し選への出馬を決めたことで、市議会側の対抗馬探しはのっぴきならない状況になった。知事選とのダブル選の場合、市長選の告示までは2カ月弱。知事選で民主と自民がそれぞれ候補者を立てている中、市長選で公明も含めた3会派が結束して擁立できるかが焦点だが、今のところ、有力な候補者は浮かんでいない。

 最大会派の民主市議団は週明けに、本会議の合間を縫って選対会議を開く予定だ。幹部は「減税や議会改革で市議団と連携できる市長を立てる」と意気込む。

 河村市長が市議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めに着手し、市議会との対立が極まった8月下旬、民主は石田芳弘衆院議員に出馬を要請したが、固辞された。以来、市幹部や弁護士の名前が浮かんだが、リコールの行方をにらんだまま、絞り込みは暗礁に乗り上げていた。

 ダブル選となれば、知事選で対決する民主と自民が市長選で結束することに「無理がある。大義のない市長選に付き合う必要もない。無投票が得策」(民主市議)との声も出る。

 一方、自民幹部からは「民主が推す人に相乗りできるかどうかだ。知事選で対立するだけに悩ましい」と本音も。議員報酬半減案を容認した公明は「人物本位で対応する」(加藤武夫団長)と静観しつつ、河村市長との連携も視野に入れる。

 共産は「統一候補には乗れない。今後、独自候補の擁立を目指す」(江上博之幹事長)という。