世界経済の趨勢

世界経済の報道には持ち直し感が強いが、私の皮膚感覚とは逆行している。

しばらく様子を見ることになるが、とりあえずはアメリカのデフォルトの処理の仕方だろう。

中国の株価は下落しているが、人民元や香港ドルのレートは上げている。

世界経済の趨勢は材料が乏しくはっきりしないが、全体的には下り坂での争い　をてこにした　変化・再編　　だと思われる。

場と意味

個人の意思や行動が　国家中心であろうとなかろうと　動きの意味は、世界全体を俯瞰せざるを得ない。

物事が地球規模で動いている時代に　国家やグループを根拠にしては客観的な意味が異なるから、場の共有を確認してから意味を探る必要がある。国会の議論はそれを無視していることがほとんどか。端的に議論の空転である。

 

 

 

 

人類の視野狭窄

世界の国々は自国の経済と安全にのみに気を取られ、世界全体の経済や安全を推し計る視野を欠いているようだ。

超大国アメリカでさえ　世界を自国中心に認識し行動している。

（人類が区分した）国々の視野の狭さが世界を行き詰まらせてる根本的な原因だろうと考えている。

視野の拡大には　理論の他にそれなりの人類的な経験が必要なんだろう。