花の鎖@湊かなえ
あらすじ(「BOOK」データベースより)
両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花。職場結婚したが子供ができず悩む美雪。水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。
梨花、美雪、紗月、3人の女性が主人公の物語がそれぞれ進んでいきます。梨花が探す「K」という男、この人を知らず知らず私も探すわけですが、Kの多いこと多いこと! でも私にしてはめずらしく、それぞれに進んでいる物語のつながりが小説の真ん中くらいでふんわりつかめました。めったにないことです。そうなると、それが合っているのかどうか、人物相関図まで書いて読んじゃいました。人物相関図は合ってました。過去に起きた出来事や過ちを正すことはできないけれど、人間のつながりや温かみを感じることのできる作品でした。もう一度読み直すと、ちりばめられているヒントがもっとつかめるような気がします。
あらすじ(「BOOK」データベースより)
両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花。職場結婚したが子供ができず悩む美雪。水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。
梨花、美雪、紗月、3人の女性が主人公の物語がそれぞれ進んでいきます。梨花が探す「K」という男、この人を知らず知らず私も探すわけですが、Kの多いこと多いこと! でも私にしてはめずらしく、それぞれに進んでいる物語のつながりが小説の真ん中くらいでふんわりつかめました。めったにないことです。そうなると、それが合っているのかどうか、人物相関図まで書いて読んじゃいました。人物相関図は合ってました。過去に起きた出来事や過ちを正すことはできないけれど、人間のつながりや温かみを感じることのできる作品でした。もう一度読み直すと、ちりばめられているヒントがもっとつかめるような気がします。
誤解を解くには
いい小説でした。
え?
告白の。
ユートピア
買いました。
・・はなこころ
さすが、読んでいらっしゃるんですね
私は「告白」を読んでないんですよ
ドロドロが怖すぎて。
「告白」の後に「花の鎖」だと誤解が解けるんですね!?
はなこころさんがはまり中の湊かなえさん、
さっそく「ユートピア」も!
書評楽しみにしています
買ってまでは読まないのですが
週刊新潮で 連載されていた
豆の上で眠る を読みました
最後までよくわからなかった のは
私の読解力不足のせい?
私も苦手なんですよ、湊かなえさん
あのドロドロした感じね‥陰な感じね‥‥‥
この本はたまたま図書室で見つけて、
軸になっている女性3人の名前がすてきなことと、
そんなにドロドロしてない感じがして読んでみました。
私としてはめずらしく、ミステリー部分がちょっとわかって、
そういう意味で面白かったです
作家さんとの相性ってあると思うんです。
桜さんは湊かなえさんとは合わないのかもしれないですね。
機会があれば読んでみようと思います。
ベストセラー作家ですが、彼女が描く世界は独特で、
小生らシニア世代には刺激が強すぎるきらいが
あります。
彼女は読者大賞を受賞した「告白」で世に出たわけ
ですが、この小説の世界には仰天しました。
http://blog.goo.ne.jp/akagera_2014/e/820aa9b3183966df01b2aa208e77cc50
「告白」 読んでないんです、私。
あらすじとか映画の宣伝を見ただけで恐ろしさを感じ、
とてもじゃないけど読む気にはなりません
エゾフクロウさんの書評、読ませていただきました。
私はシニア世代の手前になると思いますが、エゾフクロウさんと同様に
やはり刺激が強すぎるように思います。
この「花の鎖」は、根本となる出来事は解決できるはずもなくそのままになるのですが、
その出来事に絡まっていた負の鎖はすっぱりと断ち切られたと私は感じ、
ホッとして読み終えました