食・飲・読の日記

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イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン@小路幸也

2021-01-27 16:29:44 | 本(さ)
  イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン@小路幸也 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
四世代が同居する堀田家には、今日も不思議な事件が舞い込む。伝説の作家のアトリエに潜む秘密、紺に届いた盗作を訴える手紙、古本を定期的に買っては店に置いていくミステリアスな少女、藤島とパートナーになった美登里につきまとう過去の亡霊ー。バンドワゴンの面々は「LOVE」という強い絆を持って立ち向かう。人気シリーズ待望の第15弾!




東京バンドワゴンシリーズ第15弾
第14弾の読書感想文はこちら
まずは登場人物相関図をじーーーーーっくり見て確認し、記憶を呼び覚まします。私の大好きな藤島さんにパートナーが‥ パートナーって何‥ ズーンとまず落ち込んだわ‥
本文はまず最初に、他界しているサチによる家族の紹介があります。前回も書いているけど、家族も登場人物も増えて、サチの家族の紹介でまず「そうだそうだ。うん、懐かしい」とまるで親戚のおばさんのような気持ちで、堀田家の輪の中へ入っていきます。それにしてもかんなちゃん鈴花ちゃんが7才って、大きくなったなぁ。(←やっぱり親戚のおばさん。)

夏秋冬春と4話からなるおなじみのパターン。そして朝食の風景も、家族の会話のみで構成されているおなじみのパターン。この会話、大好きです。ただただ会話を「」でつなげて書いているのに、だれが何をしゃべっているかわかるって、ほんとすごい。けど、これだけ大勢になると、よーく読み込まないとだれがだれだかわからなくなるときがありましたよ、今回も‥ って読み込んでも?となったところもありました‥ その後の本文を読めばほぼわかるんだけどね。

夏のお話はその件とその件が結びつく? ってありえない展開でした。ちょっとありえなさすぎね。
秋のお話、紺宛の手紙の謎解きは地味だけどなるほどって感じでした。もうひとつ、花陽の彼氏の元カノの話は花陽がすっかり落ち着いた大人の女性になっていて、いいお医者さんになるのかな、なんてまだまだ先のことを思いました。
冬のお話はミステリアスな少女の謎を解くため少女を尾行するんだけど、そこまでするか、堀田家!? とちょっと納得いかなかったな。
春のお話は研人と芽莉依、卒業と結婚おめでとーーー! それから藤島さんのパートナーの美登里のトラブルを解決する紺がかっこよかった! これぞ東京バンドワゴンって感じで春のお話が一番楽しかったです。

みーんな大人になって、家族の輪がどんどん広がって、藤島ハウスにもいろんな人が住んで、血のつながりだけが家族じゃない、そんな堀田家はやっぱりすてきでした。でも、今回はちょっとのめりこめなかったなぁ。そんなことある? とか、やりすぎじゃ? とか。でもきっとまた読んじゃうな、第16弾♪

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