食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

タルト・タタンの夢@近藤史恵

2015-06-12 15:26:42 | 本(か)
  タルト・タタンの夢@近藤史恵 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。




グルメにミステリー、私の好きな要素が詰まった本でした。ビストロのお客さんの話や会話から、その人が日常で?と思っていることを解決してしまう三舟シェフ。三舟シェフは、無精髭と長髪と言った風貌、しかも無口。でもその見た目や態度からは想像できないような、人に対する温かい心を感じさせてくれる、すてきなシェフ。人に対する温かい心があるからこそ、謎も解けちゃうんじゃないかな。スーシェフのやわらかな人当たりの志村シェフも魅力的。ビストロが舞台なだけあって、お料理の描写もそそられます。このビストロ、高いワインを飲んだりしなければ、5000円でおなかいっぱいになれるんだって! あぁ行きたいな、ビストロ・パ・マル。そして志村シェフと楽しく会話をして、さらに三舟シェフに私の日常の?を解いてもらいたいっ! ってとりあえず、私の日常の?はないんだけれども、そんな気分になりました。〆はヴァン・ショー(ホットワイン)。すんごくおいしくて、心まで温まるんだって。あぁ食べたい飲みたい♪ この続きの本も出ているようなので、ぜひ読みたい♪

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2 コメント

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桜さん♪ (どり)
2015-06-13 08:16:08
おはようございます

私は連載小説をリアルタイムで読むチャンスはないです。
村山由佳さんの小説、桜さんのワクワク感が伝わってきて、私も読みたくなっちゃいます。
前はこの作家さんが好きだ!と思ったら、その人のばかり読むパターン。
これだと新たに出てきた作家さんとかに気づかないってことに角田光代さんの本を初めて読んだ時に気づきました。
それからは本屋さんでPOPを見たり、帯を見たりして選ぶようになりました。
最近は図書室の新刊本のコーナーなんかもチェックします。
あと、表紙。ふんわり、クール、洗練、シリアスなどといったイメージが膨らむので、
私の場合、表紙を結構重視しています。
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Unknown ()
2015-06-12 17:18:11
仕事場に置くので毎週 週刊文春と新潮を買ってます
連載小説を読むのが楽しみ
今は文春で 吉田修一さんの 橋を渡るというのを読んでるのだけど
これがよくわからない本で連載なのに
1週間後には 全く別人物が出てきて
それが何の説明もなしで 思わず先週号を引っ張り出して 読み返すという具合
終わったら納得するのか
新潮は 村山由佳さんの 嘘
これはとにかく面白くて 早く次の号が出ないかと待ち望んでます
どりさんは 何を見て読む本を決めるのかしら?
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