食・飲・読の日記

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大江戸科学捜査八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤@山本巧次

2019-04-04 17:35:31 | 本(や)
  大江戸科学捜査八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤@山本巧次 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
江戸と現代で二重生活を営む元OLの関口優佳=おゆうは、小間物問屋の主人から、息子が実の子かどうか調べてほしいと相談を受ける。出生に関して、産婆のおこうから強請りまがいの手紙が届いたのだという。一方、同心の伝三郎も、さる大名の御落胤について調べる中で、おこうの行方を追っていた。だが、やがておこうの死体が発見されー。ふたつの時代を行き来しながら御落胤騒動の真相に迫る!




シリーズ1作目 大江戸科学捜査八丁堀のおゆうの読書感想文はこちら

御奉行だの内与力だの町奉行だの与力・同心だの御老中だの御大名だの公方様だの寺社方だの町方だのなんだかややこしいわぁっていうのが最初のほうの感想。ま、私の知識不足なんだけど、ちょこちょことおゆうが現代になぞらえてくれる例えに助けられました。現代では当たり前の証拠が証拠にならない江戸での操作。今回はDNA鑑定。そこに触れずに江戸で事件解決を目指すことに充実感を感じるおゆうこと優佳、その頭の中がずーっとぐちゃぐちゃ、江戸の同心である伝三郎の頭脳もすっきりせず、もちろん私の頭の中が一番ぐちゃぐちゃだったけど、最後の最後、おゆうは冴えていました! 伝三郎との仲は進展していないけど、最後の最後、やっぱり伝三郎の回想を読むと、続きを読みたくなります。今回は分析担当の現代に住む宇田川がキリッと確信をついていて、優佳に対する優しさも見えて、すっかり私の中で宇田川の株が上がりました!

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