食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

寝ても覚めても@柴崎友香

2014-06-19 11:00:27 | 本(さ)
  寝ても覚めても@柴崎友香 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
人は、人のどこに恋をするんだろう?消えた恋人・麦を忘れられない朝子。ある日、麦に顔がそっくりな人が現れて、彼女は恋に落ちるが…朝子22歳から31歳までの“10年の恋”を描く各紙誌絶賛の話題作。




読むのをやめようと思いつつ、なんとなくやめられず読み切ったそんな作品でした。
主人公朝子の日常がつらつらつらつらつらつらと描かれています。印象的なのは朝子が見たものの表現。町の景色も自然の風景も、物の見え方が私が見てもそのような表現には到底たどりつけないような独創性。色の表現も印象強い。朝子はこうしなければならないというような概念にとらわれることなく、思うままに行動しているような気がします。まわりにはそれを受け入れてくれる友人もいます。その朝子の恋、「えっ始まった」と思って、「終わってないのかな?どうなのかな?」と思っているところに、新たな恋が「えっ始まった」と思わされて‥ その後も「えっ」「えっ」って感じで。私にはふーん、こういうのってありなんだという感じで、とても共感はできない朝子の恋でした。でも最後まで読み切ったんだから、何か、んーうらやましく思ったのかも? もやっとした気持ちで本を閉じました。

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