艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

4月っていつもこんなカンジ

2011年04月10日 22時05分02秒 | 個人日誌
 夜はビールを飲み、タバコを吸い、本を読んで、ひたすら楽な生活をしています。なんなんだろうね、生きるって。

 先週から今週のことをざざっと書きます。

 ご心配をいただいた僕の父さんの病状ですが、先週に退院しまして、今後は通院しながら抗がん剤治療を受けることになりました。
 もう少し入院していたほうが良かったようなのですが、「今日退院したい、いや、させろ」と言ったかどうかはわかりませんが、同僚だった友人のお父さんの葬式に参列するために退院したそうです。
 いや、ホント自分の心配しましょうよ。
 まぁ、お医者さんも退院させたってことは、それほど危ない状況でもないのかな?と僕は楽観的に思っています。

 しかし、いずれ親は死ぬ。
 誰にでも起こることなんだろうけど、ここ何週間かは実感として迫ってくるものがあって、やっぱり怖かったです。

 ひとの死にはあまり接したことがなくて、だからってわけでもないだろうけど、僕は死ぬことを震えるほどに考えたことはない。
 プラス、営業やっている人間は営業に弱い。というわけで、保険に入っちゃいました。

 「どうやって断ろうかな?」と保険の勧誘がきたときは考えていました。

 例えば今ここで「コンビニでも行くかー」で歩道歩いていて、車がイキナリ突っ込んできてドーンで死ぬ。
 始末にお金がかかるだろーし、残された家族(両親と妹たち)にもなんか保障的なものがあったほうがいいな~なんてことは、これぽっちも考えたことなかったんだけどね。僕の貯金でなんとかしてくれ、くらいの気持ちで。

 誰かが死ぬのは悲しいけど、自分のこととなると、なんだろ?逆に「どうとでもしてほしい」ってことしか考えていない。

 もしも飲みすぎて。
 一人で歩いて帰っているときに急に胸が苦しくなって、倒れる。そのまま起きれない。
 翌日に発見されて、できればそこに埋めてほしいけど、それも迷惑だろうから、海に捨てるか、それもな~ってカンジに思うなら、火葬にしたのちに海に散骨してもらいたい。

 とは言いながら、保険に入っている自分を省みると「死んだときのことを考えないといけないのかな~…なんてめんどくさいんだ」という気持ちでいっぱいです。

 父さんはもちろん保険に入っているので、治療費もずいぶん助かったようですが。
 となれば、僕もやっぱ家系的にガンかな~、なるなら。
 保険、入っていればいざというときに助かる。いや、でもその保険料で治療費まかなえるし~と、けっこう葛藤もありながら、最終的には「これも大人の考えかたなのかな?」という漠然とした思いで。

 …

 ここから先も、僕のどうでもいい話が続きますので、読みたくなくなったかたは、このへんで切り上げたほうがいいかもですよ。

 最近読んでいる本↓

 『項羽と劉邦』 司馬遼太郎


 いわずと知れた、古代中国の物語ですね。なまじ三国志なんて読んでいたから「歴史に詳しいんですね」と思われたりしますが、全然詳しくないです。
 上中下巻のうち、現在中巻のなかほどまで読んでいますが、かなり微妙。読みづらいし、人物名が漢字で覚えられません。(いまさら)
 とにもかくにも、主人公である劉邦、項羽の両人がテキトーすぎて、「よくこれで世の中を渡っていけたな」と、自分はさておき、とても思います。特に劉邦の何も考えなさ具合ったら、ヒドイです。ノリとイキオイだけ。項羽もどっこいどっこい。

 …

 先週、休みの日にスーパーに買い物に行って。
 最近は休みの日にも割りと早起きで(といっても9時くらい)、ときには一日に二回スーパーに行きます。
 で、帰ってきたら、借りている駐車場になぜかウイングロードが停まっている。
 困ったぞい。

 住んでいるアパートの前には路駐するほどのスペースはなくて、もしも路駐すれば他の車は通行できなくなってしまうほど狭い。
 今では馴れたのですが、ホントね~、こっちは道幅が狭い。あと、民家と線路も近い。住んだ当初は驚いたもんです。なんでこんなに家の近くに線路あるのかな~って。手を伸ばせばベランダから電車に届くんじゃあないか?ってほど。

 一体どこのどいつが、この駐車場に車を入れやがったのか。誰か近所のひと?このアパートのひと?
 考えてもわからないので、とりあえずその車の真ん前に僕も車を止めて、「さぁ、どうしてくれようか。(どうなっても)知らんぞ」って気分。

 道の狭い、このあたり。実は何度かこういう目には遭っている。勝手に駐車場を使われることを。
 たいがいはすぐに車の持ち主が現れて「すみません!」と言ってくるので、僕も「いや、いいっす」と何事もなく。

 でもこの日は別になにがあったわけでもないんだけど、気分がダークサイドというか、心の狭いことに「もうホント、第一声からどうしてくれようか」って気持ちはぎゅんぎゅんで。
 ちょいと誰かが「ドッピオさん、やっちゃって~」と背中を押せば、ブロック振り上げてボンネットあたりボコボコにへこませてもいい。

 待つこと30分。
 これは血の雨が降るかもしれない。



 僕の。

 と、隣の一戸建てに住むひとが出てきて「その車なら、その部屋のひとですよ」と親切に教えてくれた。
 このお隣さん。会えば挨拶をする中で、「今日は暖かいですね~」「暖かいですねー。行ってきます」「いってらっしゃい」くらいの会話をするのですが、どうも僕が長い時間待っているのを見かねて、誰が車を止めているかを教えてくれたようです。

 このとき思ったのが。
 その車を止めていた人間に対して、怒りのままに「オマエなにしてんの?ハゲ。車どかす前に謝っていけ、タコ」なんて僕がぐわー言った日には、お隣さんがなんか告げ口したみたくなって、肩身狭いだろうし、それは悲しい。
 かといって、このまま済ませるのな~。

 教えてくれた部屋というのは、僕のアパートの横並びの部屋だったので、とりあえずそこにピンポ~ン。
 は~い、と出てきたのは、歳の頃は同じくらいの男性。
 「車」
 「すぐどかします」

 車の鍵を取りにいったのか、その男性はドアを開けっ放しにして部屋の奥に引っ込んだので、部屋の様子を見ないつもりでもよく見える。
 「引っ越してきたんスか?それも今日?」
 「はい」

 怒りしょぼ~ん。
 今日、車で荷物を運んできて、駐車場は空いている。長い時間停めるつもりはなかったのかもしれない。よくみれば「とちぎ」ナンバー。
 栃木から出てきた純朴な少年が一人、引越しの荷物を抱えながら、ついつい空いている駐車場に車を停めてしまう。
 しょうがない。

 …

 会社まで歩いて出勤したり、自転車で行ったりしています。ここんとこはもっぱら自転車で、途中、同僚に会ってそこから歩いて行くことが多い。

 と、ある日、その同僚がベビーカーを押した奥さんと歩いていて。いつものように自転車で追いついた僕は、自転車を押しながら並んで歩く。
 この奥さんも元は同じ会社で、出産のための育児休暇中なのですが「でももう来月から復帰なんです」「え~!早くない!」なんて話をしながら、歩く。
 去年の夏に生まれたお子さんが、ベビーカーの中からずっと僕を見てる。
 「パパのことさえ、こんなに見つめてくれないのにw」とご主人。

 子供はかわいいな~。ホントかわいい。育てたこともないし、なんでこんなに僕のことを見るのかわからないけど、でもその顔はとてもかわいい。

 近くの保育園に預けることが決まったようで、「これだけ人見知りしなければ、保育園でもだいじょうぶかもね~」と思う。

 …

 今は別の支社に行ってしまった先輩も、去年の秋深いころに子供が産まれ(ここも職場結婚)、「ああ、挨拶にちゃんと行ってないな~」と思い、この前の飲み会で(つぶれた日。このひとと話をしたときはまだそれほど酔っていない)、「今度遊びに行ってもいいですか?」と尋ねていて「いつでもいいぞ」と言われていたのに、二週間ほど連絡もしなかった。
 来週、遊びに行くことにしました。