艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

悪魔の涙

2008年05月15日 22時47分33秒 | 個人日誌
 はい、ども。こんばんは。こんばんはったらこんばんは。
 今日も今日とで独り言たっぷりいくよ。「な~んだ、いつもの自分話か…じゃあ読まない」と思った、そこのあなた。正解。

 英語などの外国語が話せるひとは「すごいな~」と思う。だってさ、自分のもともとの言語以外で会話できるんだよ。これってどういう思考回路なんだろう?
 話そうと思ったことを、まず日本語で考えて、それを英語なんかに置き換えて、発言するのかな。それとも考えたこと自体がまず英語の文章なのかな?
 もうその部分から「すごいな~」なんです。

 僕なんかはせいぜい、飲みながら後輩あたりに「いや、ドッピオさんも英語バリバリじゃあないですか~?w」「Really?」そんなもんです(T-T)
 意味わかんないしね。

 関係ないけど、昔の日本語って口語と文語ってあるじゃあないですか。あれもよくわからない。
 最初習ったとき、「昔のひとって、こういう喋り方したんだな~」って思ってたもん。「~で候」とか「~と思ふ」とか「~でおま」とか。おまは違うか。
 「~ござる」ってホントに言ってたんだろうか。

 昔々の日本に行ってみたい。それこそ室町時代とか。僕の言葉どのくらい通じるのかな。

 こんなこと書くくらいなので、僕は英語は苦手です(ときに日本語も喋れません)。大学のときに履修したフランス語もキライでした。教授が。
 あまり覚えていないのだけど、大学のときって「英語A」「英語B」みたいに授業が二コマあったんだよな~。しかもふたつとも必修で。なにが違うのかもよくわからなかった。高校の頃のリーダーとグラマーみたいなものだったっけ?授業出てないので覚えてません。

 それでも必修なので、単位はとらなければなりません。
 うわー、思い出した。たしか英語って2単位にしかならないんだよな~。パンキョウで生物学とか、物理学は出なくても4単位なのに。

 一度目の4年生の頃だったか、二度目の4年生の頃だったか、その英語の単位をとらないことには卒業無理な状況に陥った。(あーはい、そうですよ、英語だけでもないのだけどさ)
 その年から、その英語AだかBだかって授業そのものがなくなったので、救済策として、前年に単位を取得できなかった人間は、学部や学年を越えて英語の授業を履修することとなりました。

 このとき三、四十人ほどの落ちこぼれが授業を受けていたのですが、席につくと、左には尚ちゃん、右には大谷。
 ボーダレスという単語だけは、少なくとも覚えました。

 みなさんご存知のように、ちゃんと英語の単位を取って卒業しましたよ。翌々年にね。

 急にまた、どうして英語の話を?
 めちゃんこ本を読む!ってほど読んでもいないのですが(思い返せば今年は全然読んでないな)、最近買って読んだ本が翻訳物でした。


 THE DEVIL'S TEARDROPS(悪魔の涙)
 ジェフリー(斜め下斜め下P+K)・ディーバー

 作者はあれです。だいぶ前に映画になった「ボーン・コレクター」の原作者。
 ラジオで、児玉清さんが読んだ本を紹介するコーナーがあって、取り上げられていた。自分で読みたい本は、放っておいても買うので、他人が「これはオススメ」という本はつい読みたくなる。
 その薦めかたも「面白い」とか「驚愕のラスト!」とか「読み進めていくうちに手が止まらない」っていう当たり前な褒め言葉よりも、「何度読んでも楽しめる」「人生を変えた」ってのが読みたい。本当に何度読んでも飽きないのか?人生変えるってどれだけのものさ?っていう興味もある。

 で、読んでみました。
 …まぁ、好みあるよね。

 面白いかそうじゃあないか?と問われれば面白くなくはない。ただねー、残念ながら、翻訳モノの弱さっていうか、翻訳の仕方に問題ありって感がありました。(英語できない人間がなに言ってんだか。すみませんね、翻訳したひと。)
 なんつーか、日本語的にそれはおかしいってわけじゃあないんだけど、「え?今のどっちのセリフ?つーか、そこのくだりもっと詳しくいっとこうよ」って箇所が多い。
 そんなん訳しかたがどうこうじゃあなくて、原作の問題じゃんって指摘されそうだけど。もともと、この小説は英語で書かれたわけだから、その言い回しもセリフも、文章のリズムも当然英語圏であるし、時事ネタ知らないとちんぷんかんぷんなんてものも多い。
 そーなんだけど、そこを日本語にするからにはさ、もっと、こう、ほら、欲しいわけよ。

 英語の曲で、英語の歌詞も、訳すひとによって変わるじゃん。そういうこと?

 四方山話も、話かたとタイミングで全然違うものになったりするよね。その話を敬語でするのか、タメぐちでするのかでも全く違う。ひとによってものの見方も変わるから、同じ体験をした同じ内容の話でも。
(そんなことはここで書くまでもなく、誰もが考えたことあるだろうけど。それをあえて書くのも、僕のまわりくどいとこってことは自覚してます)

 言語ってものはよ~。
 日本語は日本語という訳し方しかないと思って生きているわけではないけど、ついつい言葉の意味を言葉通りに捉えてしまうと、本当に伝えたいことは伝わらないままになってしまうのだろう。
 あ!今思ったけど、僕はひとの話を「ふーん」とか「へー」とか、途中であまり口挟むことなく聞くのは、そのひとの言葉を聞きたいからなのかも…。

 いや、ただ他のこと考えてることも多い。「このあとどうするかな?」「やばい、酔ってきた」「蒼天已死 黄天當立 歳在甲子 天下大吉」「その服すごく似合ってるけど、今このコの話をイキナリ中断して、そこを褒めるのもおかしいよな」「この店禁煙だっけ?」「推力4分の1で発進」「もっとこの声を聴いていたい」「明日の仕事でまず電話しないといけないお客さまは…」「許されるなら、その髪にさわりたい。許されるだって?何に?」

 今日のタイトルは、もちろんこの本からです。決して「悪魔にだって友情はあるんだ~ッ!!」と叫んだサンシャインのことじゃあないよ。

6 コメント

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Unknown (シジマ)
2008-05-16 01:20:46
さすが、はぐれ悪魔の一人に数えられるドッピオさんですね。

僕も英語は苦手ですが、発音はよく褒められたものです。

ゆーあーねいきっどまん。
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Unknown (show)
2008-05-16 02:27:39
授業は落としまくったけど他の言語は楽しいよ。

ぶっちゃけたこと言えば「英語-日本語」も「東京弁-札幌弁」みたいなもんじゃん。考えてたら喋れないわな。

昔の日本には行って見たい!どんな言語しゃべってんのかね?
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Unknown (りちゅ)
2008-05-16 06:14:28
顔文字発見。珍しい~
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Unknown (ジューシー)
2008-05-16 06:18:50
タイトルから普通にアシュラマンの事かなと思いましたが違いましたか。

翻訳された本を読む時は元々の言語がさっぱりわからないのにここは違うだろ?とかこういう表現にすべしとかが出てくるのは何故なんでしょうか?
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Unknown (UME)
2008-05-16 07:55:04
タイトルから普通によね3の事かなと思いましたが違いましたか。


英語もピロートークも苦手です。
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Unknown (悪魔3)
2008-05-16 11:36:53
仏のよね3に向かって何言っちゃってるのかね、↑この無神経な人は。

どっからどうみても仏じゃないですか



目が。

ドッピオって、口で喋る100倍くらい頭ん中で考えてるんだね。
show先生のコメントは流石です。
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