
もみじの件が落ち着いたので、久しぶりにジャンク弄り。まずはお手軽なところからソニーのWM-2です。この機種は以前にも修理したことがありますが、今回のブツは電源が全く入らないというジャンクです。今回はロゴに「II」が入っておらず、また、「PLAY」ボタンではなく「FWD」ボタンとなっていますから初期モデルです。

三枚におろします。案の定、ゴムベルトは溶けてました。

電源が全く入らなかった原因は、FWDボタン近くにあるリーフスイッチの接点の汚れでした。華奢なスイッチなので磨くのも大変。

スイッチ研磨したところパイロットランプが点灯しました。しかし、モーターは回転せず・・・軸の固着です。前回同様、エレクトロニッククリーナー

仮組み立てして再生したところ、ボリュームにガリがあることが判明。ハンダこてで配線を丁寧に外し、ボリュームを取り出します。

ボリュームは分解・清掃後、接点グリス
この後、テストテープでスピードとアジマスを調整して組み立て。無事復活しました。作業時間はケース清掃も含めて2時間くらい。ウォーキングステレオ系はお手軽なので暇つぶしにいいですね。
当方もWM-2何台か直しましたが、
特にピアノの音で音揺れしませんか!?
また大型ギアは割れてませんでしたか?
オリジナルベルトを使わないとダメなのか、
当方のは音揺れして厳しいです...
DDシリーズはバッチリなんですけどねぇ...
実のところ、私も何台かWM-2を所有していますが、音揺れはけっこうありますね。
重量のある金属製フライホイールを使っていない以上、しょうがないのかなと思っております。ピアノトリオなんか聞けたものではありません。
まだ手をつけてないWM-2もありますが、今のところギア割れに当たったことはありません。DDの「駆動レバー組立」にはさんざん泣かされてますが・・・
回答ありがとうございます。
やっぱり揺れますか...
当時友達のWM-2を借りたりしてましたが
音揺れには気付かなかったです。
(テープがロックだったから!?)
同じメカのWM-R2を修理した時はたまたまだと思いますが
ピアノトリオでも何とか聞けるレベルになりました。
(時々微妙に揺れている時もあります)
何台かやっみましたが
WM-2はⅡと表記されたものは全てギアは割れていました。
(後のDDと同じ駆動レバー組立が入っていました)
どうもⅡと書いていないWALKMANとだけ書いてある初期WM-2はギアの作りが違っていて割れない作りですね。
そのギアをWM-DDに移植して復活する躯体もありました。
その割れている駆動レバー組立は
ジェル製の瞬間接着剤で隙間を埋めて乾燥させた後、相手側のキャプスタンのギアと噛み合わせ溝を作りました。
接着後、くっつけたギアの先を微妙に削ったりする調整が大変ですが音揺れやカクンって音にならずに何台も直す事が出来ました。
しかし補修なので
カタンカタンっと言うギア同士の摩擦音は全くは無くなりませんが、
修理前より音は小さくなり、
そんなには気にならないレベルになりますよ。
DD系メカの修理はWM-2より簡単だと思います。
WM=2を音揺れなしまで持って行くのは
相当、難しいですね...
WM-2でも初期のものと後期のものでギアが違うんですねえ・・あまり意識していませんでした。自分も初期ギアをDDに移植してみようかなあ。
ギアの修復は難しいですね。自分もプラリペアやパテで修復にトライしたことがありますが、なかなかうまくいきません。ジェル瞬間接着剤はいい方法ですねえ。ご教授ありがとうございます。
さて、ワウフラですが、自分も気になったので計器で測ってみましたよ。で、驚愕の数値が出ました。
明日、その結果をアップします。
可変抵抗Volの配線が分からなくなってしまいました。
写真二枚目のように可変抵抗の配線が良く見えるように写真をUpして頂けないでしょうか?
このウォークマン2の"2"が付いていない
ヴァージョンの物です。
お忙しい所すいませんが宜しくお願いします。
ご希望の写真、後ほどアップさせていただきます。今、出先なもので。
VRの配線はいくつかヴァージョンがあって厄介ですよね。