さてさて、昨日メンテしたRX-1950ですが、以前ネットで拾ったカタログ画像があったのでちょっと見てみましょう。
「ステレオGOに耳をすますと 恋も、旅も、スポーツもステレオになる。」というイミフなコピー
スペックは、実用最大出力:30mW+30mW、電池持続時間:約3.5時間(ネオハイトップ)・約5時間(アルカリ)、電源:単3乾電池4個または電灯線(別売ACアダプタ使用)とあります。出力はソニーのTPS-L2(15mW+15mW)、WM-2(20mW+20mW)に比べるとかなり大きいですね。ちなみに現在のウォーキングステレオは5mW+5mWが主流。これはヘッドホンが音漏れしまくりのオープンエア型から能率の良い密閉型(しかもインナーイヤーやカナル)に移行したのに伴う変化です。ヘッドホンステレオはこのヘッドホンの変化とモーターの改良で驚くほど省電力化されました。80年台中頃に発売されたWM-20(聖子ちゃんでお馴染み)では単3一本にまでなりましたから。インナーイヤータイプのヘッドホンはトリオが発売したのが最初だったように記憶しております。電源欄にある「電灯線」とは家庭用コンセントのことです。80年初頭までのカタログではこの表記が一般的でした。
では実機を見ていきます。
上部です。スライドスイッチは左から「ラジオ-テープ切替」、「テープセレクタ」(メタルは再生のみ)、「モノ-ステレオ切替」、「バンド切替」。マイクジャックも付いています。
テープ操作部。一つだけ独立しているのがイジェクト・ポーズ兼用のスイッチ。しっかりしたポーズスイッチがあるってーのもこのモデルがラジカセの流れを汲んでいる証。エアチェックに重宝します。左端はモノラルマイク。ロッドアンテナは5段で伸ばすと46センチくらいになります。
テープカウンタとダイヤルスケール。FMは108MHzまでのワイド仕様なので、TV1~3chの音声も停波するまでは聴けました。
フルオートストップとオートマチック・レベル・コントロールの表記。録音レベルの調整はマニュアルではできません。
裏面。ACアダプタジャックがこんなとこに。
音はやはりハイが弱く、ルックスどおりの野暮ったい音です。新品当時はどうだったかわかりませんが。
ちなみにこれ、モノラルバージョンも販売されてました。
こちらのコピーは 「スポーティなラジカセ。」 旅や恋に無縁な方はこちらをどうぞ
松下はこの「ステレオGO」に続き、更に軽量・小型化したブラッシュアップ機「GO2」を発売しました。しかし、自分はその後のGOブランド機種は記憶にありません。多分、松下もウォーキングステレオとしての正常型である「way」や「JUMP」のブランドに注力していったのだと思われます。あくまでも「GO」はラジカセとしてのブランドで、その中途半端なスタイルが市場から嫌われたのでしょう。現在もジャンク市場での人気はなく、こんなの修理して喜んでいる酔狂な人間はそうそういないと思われます・・・かくいう自分は喜びまくりですがw
「ステレオGOに耳をすますと 恋も、旅も、スポーツもステレオになる。」というイミフなコピー
スペックは、実用最大出力:30mW+30mW、電池持続時間:約3.5時間(ネオハイトップ)・約5時間(アルカリ)、電源:単3乾電池4個または電灯線(別売ACアダプタ使用)とあります。出力はソニーのTPS-L2(15mW+15mW)、WM-2(20mW+20mW)に比べるとかなり大きいですね。ちなみに現在のウォーキングステレオは5mW+5mWが主流。これはヘッドホンが音漏れしまくりのオープンエア型から能率の良い密閉型(しかもインナーイヤーやカナル)に移行したのに伴う変化です。ヘッドホンステレオはこのヘッドホンの変化とモーターの改良で驚くほど省電力化されました。80年台中頃に発売されたWM-20(聖子ちゃんでお馴染み)では単3一本にまでなりましたから。インナーイヤータイプのヘッドホンはトリオが発売したのが最初だったように記憶しております。電源欄にある「電灯線」とは家庭用コンセントのことです。80年初頭までのカタログではこの表記が一般的でした。
では実機を見ていきます。
上部です。スライドスイッチは左から「ラジオ-テープ切替」、「テープセレクタ」(メタルは再生のみ)、「モノ-ステレオ切替」、「バンド切替」。マイクジャックも付いています。
テープ操作部。一つだけ独立しているのがイジェクト・ポーズ兼用のスイッチ。しっかりしたポーズスイッチがあるってーのもこのモデルがラジカセの流れを汲んでいる証。エアチェックに重宝します。左端はモノラルマイク。ロッドアンテナは5段で伸ばすと46センチくらいになります。
テープカウンタとダイヤルスケール。FMは108MHzまでのワイド仕様なので、TV1~3chの音声も停波するまでは聴けました。
フルオートストップとオートマチック・レベル・コントロールの表記。録音レベルの調整はマニュアルではできません。
裏面。ACアダプタジャックがこんなとこに。
音はやはりハイが弱く、ルックスどおりの野暮ったい音です。新品当時はどうだったかわかりませんが。
ちなみにこれ、モノラルバージョンも販売されてました。
こちらのコピーは 「スポーティなラジカセ。」 旅や恋に無縁な方はこちらをどうぞ
松下はこの「ステレオGO」に続き、更に軽量・小型化したブラッシュアップ機「GO2」を発売しました。しかし、自分はその後のGOブランド機種は記憶にありません。多分、松下もウォーキングステレオとしての正常型である「way」や「JUMP」のブランドに注力していったのだと思われます。あくまでも「GO」はラジカセとしてのブランドで、その中途半端なスタイルが市場から嫌われたのでしょう。現在もジャンク市場での人気はなく、こんなの修理して喜んでいる酔狂な人間はそうそういないと思われます・・・かくいう自分は喜びまくりですがw
CrO2録再???
切替が見当たらんのですが。。。
やはり、耳をすますと 恋も、旅も、クロームも録音できるのでしょうか?
「metal(P.B)」とあるところがクローム録再ポジションです。再生にはバイアス関係ないんで、イコライザーが70μsのクロームポジションでメタルが(一応)聴けますよってことですね。
しかし、こういうモデルってヘッドの性能がそこそこなのでメタルの実力を出しきれないっていう悲しい現実がそこにw
純粋にクローム対応なわけですね。
ん???ってことは、昔々のCrO2対応ラジカセは、
実は全てMetal対応(P.Bのみ)って事じゃないですか!!!
目から、コンタクト代わりに付けている鱗が落ちました。
銀河鉄道999の小冊子がおまけで付いてました。
999の小冊子が付いてましたか。CMに起用していたんですかねえ。実際、鉄道の旅にはもってこいの製品でしたからねえ。
貴重な情報thxです!
ビキニのメーテルと哲郎が中のイラストにありましたね。
防水のポータブル家電なんてほとんど無い時代に(汗)
松本零士の女性キャラではメーテルが一番人気だそうですね→http://www.zakzak.co.jp/entertainment/gooranking/news/20130905/gor1309050719000-n1.htm
ちょっと(というかかなり)見てみたい(エロ)