goo blog サービス終了のお知らせ 

本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

TOSHIBA Walky KT-R2 (その1)

2012年03月16日 23時58分50秒 | ウォークマン

 何か手頃なジャンクはないかなとベッドの下を探ってたら、東芝のウォーキングステレオ「KT-R2」を発掘。FMステレオチューナーパック、ステレオマイクが付いた録再モノです。FMは生きてますが、カセット不動、右チャンネル音が出ないというジャンクになります。


 裏蓋を開けたとこ。


 メカを取り出します。ヘッドはラジカセに使うような通常サイズのものです。


 こんなにでかいモーターを使っています。ウォーキングステレオっていっても、まだ「スピーカーなしラジカセ」の域を出ていません。


 基板は一箇所のネジの他、赤枠で囲ったチューナーパック接点部分のハンダでメカに取り付けられています。このハンダを吸い取るのが大変。金属のシャフトなので熱が逃げてしまいます。愛用している温調半田ごての設定温度をMAX(450度)にし、やっとのことで外しました。


 フライホイールです。ベルトが溶解してベトベト。アイドラの劣化具合も気になります。


 コンデンサマイクの結線です。すごく細いので予め半田ごてで外しておきます。


 テープカウンターのベルトは溶けてこそいませんでしたが、硬化してしまって使い物になりません。

 明日はベルトの取り付け作業から始めます。サイズが合うのがあればいいんですが・・・

TOSHIBA Walky KT-RS1(その1)

2012年02月06日 22時51分45秒 | ウォークマン

 今日は東芝のヘッドホンステレオKT-RS1のジャンクにトライ。1983年か84年の品物らしい。オートリバースの録再機でドルビーB搭載(再生時のみ有効)。しかもチューナーパック付。当時、東芝ウォーキーは、ソニーウォークマンの向こうを張れる唯一の存在だったような気がします。


 しかし、このウォーキー、メンテがかなりムズイです。ベルト取り替えもハンダ付けされている配線を一旦外さないといけません。広正さんで購入したベルトに付け替えてみましたが、メカの固着もあるのかさっぱり動きません。メカも複雑怪奇なので、早々に戦意喪失。放置プレイとあいなりました。


 無残な姿で眠りにつくKT-RS1・・・・・・・(その2)はいつになるのやら。


 
 さて、ブックマークにしまりす様のブログを追加させていただきました。先日ブックマークさせていただいたmymy様としまりす様には、いつもありがたいコメントをいただいております。これからも拙ブログをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

WM-2のVR配線

2011年11月20日 17時42分01秒 | ウォークマン
 オルガン男さんからWM-2のVR配線写真のリクエストがございましたので、ご要望にお応えして・・・


 この写真でわかりますでしょうか?一応撮り直ししたのですが、マクロでもこれ以上接近しての撮影はできなかったもので。


 ハンダ付けされている箇所に印を付けてみました。


 上記は初期ロットのWM-2です。ボディに「WALKMAN」とだけ表記されているやつ。参考までに以下に後期ロットのやつを。


 ピンぼけですが配線に違いがあります。リード線が1本(灰)増えてます。


 同じようにハンダ付けされているところに印を付けてみました。

 両者を同時に開けてみたわけではないので、回路上どのような違いがあるのかわかりません。参考になりましたでしょうか・・・

WM-2のワウフラ測定

2011年09月19日 19時24分46秒 | ウォークマン
 オルガン男さんからWM-2のワウフラについてコメントいただいたので、試しに簡単な測定器で測ってみました。

 簡単な測定器とはこいつです↓

恭しく登場

 東芝製のカセット簡易チェッカーAVC-100S。東芝系の電気屋さんがラジカセ等の修理に使っていたものみたいです。これもヤフオクで入手。3kHzのサイン波が入ったテストテープを用意すれば、テープスピードやアジマスの調整、ワウフラ測定ができるという優れものです。使ったことが一度もありません。まさにこの日のために落札したブツと言っていいでしょう。

 まず、3kHzのテストテープを用意しなければなりません。しかし生憎、手持ちのテストテープに3kHzのものがありません。ということで自作です。信号はefu様が作成した有名なソフト「Wave Gene」で生成し、マクセルCD's1のバージンテープにナカミチのCR-40で録音しました。

 まず、CR-40そのもののワウフラを測ってみます。


 ちょっと見えづらいですが、針は0.025辺りを指しています。CR-40の公表ワウフラが0.024%(WRMS)以下なので、良好な数値と言えるでしょう。このCR-40もジャンクから蘇生させたものなのに。

 では、本題。WM-2のワウフラを測ってみましょう。

 電池を新品に取替え、コードをつなぎ替え、テストテープをセットして・・・スイッチオン!・・・・





Σ(゜Д゜)


・・・えー見間違えですね。設定が間違っているのかもしれません。プラグを抜き差しして、設定を確認。で、も一度。







ドーン!

( ゜д゜)

(つд⊂)ゴシゴシ・・・

(;゜д゜)

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ


・・・全力で振り切っておりまつ。振り切ったが最後、微動だにいたしません orz


 まさかの0.3%(WRMS)以上のハイスコア・・・ということで結論。WM-2のワウフラは「気にしない」というのが解決策(悲)。他の個体ではもっといい数値がでるかも知れませんが・・・


 驚愕の結果が出たWM-2ですが、走行系の改善を謳ったWM-DDが公表0.08%ですので、こんなもんなのかも知れませんね。