はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

MUSIC FAIR

2014年01月12日 | ジュリー その他
昨日偶然MUSIC FAIRを観ていたら、50周年ということで過去の名コラボシーンを特集していたので思わず録画。
だって、MUSIC FAIRの名コラボと言えば、ジュリーとユーミンの共演がありましたから。

“静かなまぼろし”は、もともとこの共演を喜んだユーミンが書き下ろしたんですよね。
贅沢だ~

ジュリーの印象を聞かれたユーミンは、
「この世のものとは思えない美しさが最高です
と、答えています
いや~納得
シングルでいうと“サムライ”の頃ですが、ジュリー本当に美しいです

番組の後半でユーミンがピアノを弾き、傍らにジュリーが座って“静かなまぼろし”と“あの日にかえりたい”を歌われます。
“静かなまぼろし”も勿論素敵ですが、私はこの“あの日にかえりたい”がもっの凄く好きですね~
ジュリーがテレビでは珍しく、なんともやわらかく歌っている
ジュリーに対してよく言われるセリフですが、こんなに美しい人がこんなに歌が上手いなんて現実とは思えない

未見の方は、お二人の名前で検索すると動画があると思うので、是非検索してみてください

さて、本題の昨日放送されたMUSIC FAIRですが、残念ながらジュリーの場面はありませんでした。
そりゃそうですよね、あったらとっくにジュリーマニア界ではお祭り騒ぎになっていたはず

でもでも、来週の予告にジュリーの歌唱シーンが一瞬流れたんですよ~(↑写真参照)
録画していた私、グッジョブ

さて、この時ジュリーは何を歌われていたのか(ちなみに予告のBGMは“イミテーション・ゴールド”)
「ジュリー、なに歌ってるの
と騒いでいたら、息子に、
「口の動きで分からないの?」と、言われてしまった
例え1.5秒の映像と言えども、ここで分からないと自称ジュリーマニアの名が廃る

お衣裳は何となく“渚のラブレター”のよう。
でもちょっと熱唱っぽく歌われていたので、“おまえがパラダイス”?
でもカズさんと建さんがおとなしく後ろにいるし、第一マイクが違う。
そこでヒントになったのはあの長いスカーフですね
「よっしゃ~“ス・ト・リ・ッ・パ・ー”だ~
と、目星をつけて検索したらヒットしました

ということで、来週のMUSIC FAIRで久しぶりにジュリーの映像が流れます
番組HPにもお名前がありますのでこちらからどうぞ。

それから、本日1月12日夜11時30分から30分、エフエム世田谷の「48分のいち」という番組で、タイガースの特集があります。
こちらから入って、上から3行目のFM世田谷のところをクリックするとPCで聴けるようです。

タイガースの、過去に発売されたライブ音源を流すのは嬉しいけど、こういうメジャーじゃない局にこそ、ジュリーの最近のアルバムの特集を組んでほしいです

炎の肖像

2014年01月11日 | ジュリー 映画
NIKKATSU COLLECTION 炎の肖像 [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


や~っと、お正月LIVEのチケットがご到着なさいました
チケットに書かれた「ひとりぼっちのバラード」の文字を見ると、いよいよだなぁと実感がわいてきます

ところで、なぜ突然タイトルが「炎の肖像」かと申しますと、先日来ジュリーの20代の頃のコンサートパンフ等を何冊か見せていただく機会がありました(Wさんのお蔭です。ありがとうございます)。
掲載されているコメントは、当然ジュリーファンに向けて書かれた内容なのでジュリー礼賛に尽き、それはそれで楽しく読みましたが、中にとても素敵な文章が「炎の肖像」のパンフレットにあったのでご紹介させていただきます

「炎の肖像(1974)」はご存じの通り、藤田 敏八監督と加藤 彰監督の共同監督作品ですが、その藤田監督のコメントより。

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 華やかなステージと、スキャンダラスな私生活――沢田研二の全てを、一本の映画にしようと言う企画が出た。
あんなタイプの人で、映画が出来るのかと思った――今ふり返ってみると、恥かしながら、沢田研二で次から次へと何本でも撮れそうな気がする、現金なもんだ。
人間誰でも、裏があり表があり、さらに深い奥があろうと言うモノ……。
 タイトルが決った―炎の肖像―かっこいい奴が、かっこいい服着てかっこ良く歌う、おまけに肖像まで描かせんのか、ふざけんじゃねえといきまいたが、とんでもないこれが真面目な話……。
ステージを観た。食わず嫌いの四十男が、2時間余の騒音の中で、ふーむと唸った――
「こりゃ、テレビの画面には入り切れねぇ代物、演歌もシビれるがロックだって悪くねぇ」
カメラが回った。沢田が小さなトチリの後に、チラッと舌を出し、つまみ喰いでも見付かった様に、目をくりくりと動かした。
群衆の前で、「俺はジュリーやで!」とふんぞり返る芝居があった――精一杯照れを抑えて群衆に演説をぶったが、その頬が見る見る内に桜色に染まった。
いい奴なんだな沢田研二、カメラがとめどなく回り続けた。

公演(オン・ステージ)を撮った。

全くカメラを意識しない沢田研二がいた。
プロ根性に据った眼があった。
ナルシズムにとろけた眼があった。
4時間を越えるフィルムが積まれた――映画が出来た……。
終って思った。俺もかなりのナルシスト。
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魅力的な描写は、当時26歳のジュリーの姿でも想像出来ますが、今のジュリーもあの頃のままの様な気がします
「カタクリ家の幸福」のメイキングでも、ふざけた後ペロッと舌を出していた場面がありました

藤田監督とはその後、1988年に「リボルバー」でも一緒にお仕事をされていて、藤田監督の監督作品としては遺作となりました。(藤田監督は役者さんとしてもご活躍された方で、「ツィゴイネルワイゼン」では独特の佇まいが印象的でした)
「リボルバー」も私は結構好きな作品ですね。
開き直ったようなジュリーが、作品のキャラクターと上手くリンクしていた。
日本で、それも車ではなく列車や船を利用してのロードムービーって珍しいと思いますが、それぞれの人間関係と街の移動に必然性が感じられました。

「炎の肖像」については以前も感想を書いていて、全くもって大したものではありませんがよろしければこちらをどうぞ

この時も触れていますが、やっぱりエンディングの“I who have nothing”が素晴らしい
正直、ジュリーに夢中になって割とすぐにこの映画を観た時は、「映画の終わりなのに地味な歌を持って来てるなぁ」と考えてしまいましたが、今となっては若干26歳で、英語を母国語としない人間がここまでこの歌を歌いこなせるって、今後有り得ないのではないかと思ってしまう

これこそ、藤田監督が感じだ「テレビの画面には入り切れねぇ代物」。
ジュリーのライブを観たことのない人にジュリーという人物を知ってもらうためには、監督としてここは絶対外せなかったのではないでしょうか。

ジュリーのお若いころのライブ映像はフィルムコンサートも頻繁にあったのですから、きっとオフィシャルで残っているんですよね
何とか商品化される等、拝見できる機会があることを望んでやみません

2014年01月09日 | ジュリー その他
こんな夢を見た。

さわ會さまからA4サイズの分厚い封筒が届き、中にはお正月コンのチケットとソロコンの日程表が入っていて、キャッホ~と喜んでいる自分。

チケットと日程表が一緒に届くなんてありえませんが、まぁ夢ですから

しかし、ジュリーさまご本人がご登場されるわけでもなく、神席が着たわけでもないのにキャッホ~と喜んでいる様に、我ながら健気な夢を見ていると己を憐れむ

もう名古屋行の新幹線の切符も取ったしね~
今夜も良ちゃんを観ながらおとなしく待つことにします

祝祭の場

2014年01月07日 | ジュリー タイガース
もう休もうと思っていたのですが、今日からまた深夜に「悪魔のようなあいつ」の再放送が始まるので、さすがに3話全部は観れないけど、録画できてるか確認しないと寝れないのでこれを書いてます

1月6日付けの朝日新聞の夕刊に、ザ・タイガースの東京ドーム公演の評が載りました。
音楽評論家の湯浅さんが書いて下さっています。

タイトルがいいんですよ~
「かくも貴重な祝祭の場」
「祝祭」と聴いて「ACT SALVADOR DALI」を思い出してしまった
(この舞台の冒頭で不敵に笑うジュリー脳内再生するだけで昇天出来るほど魅力的)

写真をクリックすると大きくなるのですが、読めますでしょうか
最後の文章だけ転載させていただきます

「ザ・タイガースとファンが、それぞれ生きてきた、そして今も生き続けている、という実感を分かち合えた何物にも代えられぬ貴重な祝祭の場だった。」

追記:ピー先生のHPに記事ごとアップされています。

返信

2014年01月05日 | ジュリー その他
キーン先生が、ジュリーから“Uncle Donald”を贈られたことに対する返信を、東京新聞で書いて下さっています。
こちらからも拝読できます。

“Uncle Donald”から“我が窮状”にも触れ、
「今年は一転して、私が沢田に『心配ご無用』と一句返せる一年にしたい」
と。
キーン先生は“我が窮状”も聴いて下さったんですね。
この曲が持つメッセージは勿論ですが、ジュリーのボーカルが素晴らしいからファンとしても嬉しい
出来れば「ジュリー祭り」のライブ版を聴いていただきたいです

東京新聞はこれまでもいろいろと取り上げてくれているので、是非お二人の対談特集を組んでいただけないでしょうか

それから、SANSPO.COMに
「【甘口辛口】励まされた気分になった岸部四郎の“イエスタデイ”」
という記事が掲載されています。
こちらからどうぞ。

今回、東京ドーム公演明けのスポーツ紙のほぼ全ての記事が、シローさんがメインになっていたことにはいささか驚きました。
それだけシローさんご自身にまだまだネームバリューがあり、公に登場されたことにみんなが注目しているという証拠。

活動の仕方はいろいろあると思います。
1月24日にBSプレミアムで放送されれば、シローさんの歌に感動される方はますますたくさんいらっしゃるでしょうから、ソロでCDを出すというのもあるといいですね