はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

正月LIVE 1月19日(日) 渋公初日 vol.4

2014年01月22日 | ジュリー ライブ 2014
本日は、フェスティバルホールでの公演でございます
最初のご挨拶は、デフォで長いものなのか今日ではっきりしますね
あと、アンコール時のお衣装ですが、私が虎だと感じたのはジャケットの前身頃全体が動物の顔に見えたのです
どなたかそんな風に見えた方はいらっしゃいませんかね~。
余りにも少数派なようなので、小さい声で一応主張しておこう

さてMC編。と言うか、初日の一番の萌えどころとそこから始まる妄想劇場。
いつも通り、あくまで私が勝手に妄想を膨らませたものですので、どうか相手にしないでやってください

サリーとのラブエピソードも萌えましたが、今回はこちら。
二アリ―・タイガースのリハーサル時の出来事。
「タローくんがカズさんに、ギターを教えてるんだよ」(観客も思わず「え~っ」)
ビックリしたジュリーは、あわてて止めに入りました。

「タローくん、やめて」

カズさんは、いつものジュリーのソロコンでタイガースの曲を演奏されている時ように、(ジュリーの好きな)ひずんだ音を出されていたようです。
タローさん「タイガースの曲は、ひずんだ音じゃない方がいいと思うんだ」
ジュリーの心の声「それは正しいよ。正しいけど、今回は沢田研二コンサートだから

「タローくん、やめて」
この時のジュリーの動きが私の脳裏を離れないのですが、対峙するカズさんとタローさんの間に体を滑り込ませ、カズさんを背中にかばうような動きだったんです

ジュリーは本来、人の話に割って入るような方ではないと思いますが、きっと思わず身体が動いちゃったんでしょうね

突然、ジュリーの大きな背中にかばわれたカズさん。
さぞ驚かれ、でも嬉しかったのではないでしょうか。
ジュリー頼もし~い

なんとなくそんな感じはしていましたが、あのツアーでも、色々と気を揉むことはあったのかもしれません。
タローさんとでさえそうなのだから、某リードギター氏が入ってきていたらどうなっていたか
そう考えると、二アリ―の年にメンバー全員が揃わなかったのは正解だったのかも。

あの時だと、ピー先生は40年ぶりにライブでドラムを叩くわけだから、さすがにジュリーも「サポートメンバーなしで」とは考えられなかったかもしれない。
(そういう意味では、GRACEさんは本当に大変だったと思います。実際にあのツアーでP先生がリズムがおかしくなった時、すかさずGRACEさんがドラムを叩き始めた事があり、すごいな~と観ておりました。
だって、気の抜けない状態で2時間近く隣にいるより、自分で叩いた方がずっと楽ですよね。
それなのに、いつも笑顔で本当にありがたいです
なのにP先生は講演会のような場でGRACEさんの名前が出て来なかったそうです。
ド忘れかもしれないけど、ちょっとショックそんなものなのかなぁって感じ
でも、サリーはちょうど二アリ―の頃、あんなにお忙しいのにリバイバルで上映されていたGRACEさんの主演映画を劇場まで観に来ていたようです)
公演会場にしても、二アリ―の大成功があったから、リアリーでドーム公演が出来たのかもしれない。

鉄人バンドのみなさんにしても、どんなにジュリーを大事に思って下さっていても、第一線で活躍する超一流のミュージシャンとして、譲れないことも許せないこともあるでしょう。
44年ぶりのタイガースも大切だけど、カズさんとの30年以上に渡る蜜月に、ほんのちょっとでもヒビが入っていたりしたら泣くに泣けませんでした。

今さら何をか言わんやですが、ジュリーは運を呼び込むパワーをお持ちで、周りにはいい風が吹いているのです(「Tシャツ事件」は除く)

今回のライブでも、御存知のように前半はバラードで、ジュリーも歌詞間違えしないように一段と気を遣ったのかもしれませんが(パールハーバーもあるし)、その分というか後半はまぁそれなりに

でも、多少歌詞を忘れたとしても、鉄人バンドのみなさんのコーラスを聴いていれば次の歌詞も出てくるというもの
リフレインというのでしょうか、曲の最後に繰り返すところだって、も~ジュリーがどう歌おうと動じることなく緩急自在にピッタリバックを固めて下さるのですから

「長い年月苦楽を共にする。」
言葉では簡単ですが、大変なことです。
それも、夫婦のように戸籍上の繋がりがあるわけでもなく、親族のように血の繋がりがあるわけでもない、乱暴な言い方をすれば「契約」で結ばれた関係なのですから。

「俺にゃあ鉄人バンドという強い味方があったのだ」(「国定忠治」ですね)
と、MCでも大見得を切られていました。

「ジュリー祭り」が大きな転機だったとは思いますが、
「この4人となら出来る
と考えた時点で、もう鉄人バンドのみなさんはジュリーの「強い味方」だったんですね
バンドにこだわり続けたジュリーが、ついに見つけた安住の地。
どうか、ずっとずっと見続け、聴き続けさせて下さい