はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

久世さんがらみの私の昭和語り その2

2012年03月05日 | ジュリー その他
今回は、ジュリーが「ムー」にゲスト出演された時のことについて。
私が知る範囲で、久世さんが公共の電波を使ってもっとも趣味に走った番組だったと思います。

「ムー」って、拓郎さん(GOさん)とカネタさん(希林さん)が時々パラレルワールドに行くんだけど、この回そこで出会うのは井上バンドを従えて“憎み切れないろくでなし”を歌うジュリー
この時のジュリーは長袖シャツversionのろくでなし君
堯之さんとの絡みもサービス満点で、マイクに唇をくっつけたまま歌う姿はいつもより色気3割増量中

次の曲は、拓郎さんとカネタさんの“おばけのロックンロール”。
この曲の時の二人の衣装は、白いトレーナーに胸当てにお化けマークの入ったオーバーオール
なんとジュリーもお揃いの恰好にお着替え
ジュリーがGOさんの耳元でこそこそ話をしてGOさんが大笑いしているところにカネタさんが割り込んで来て歌に入り、ジュリーはちょっぴりフリの真似をしながらそれを眺めている
歌の後は拓郎さんのいつもの決め台詞『イチオな(一応な)』までジュリーが言っちゃう

ジュリーに志村さんとのボウヤコント以外でオーバーオールを着せるのもかなりの物ですが、しかし、久世さんの本気はここからです
タケジ氏入魂の金×黒のビーズのトップ(「夜ヒット」での“勝手にしやがれ”参照)と白のパンツをはいたジュリーと、それと似た感じの恰好をしたGOさんが“Trouble”(プレスリーのカヴァー)を掛け合いで歌うのです。
これはまさしく「JULIEⅦ The 3rd 沢田研二リサイタル」にも収録されてた1973年10月10日の中野サンプラザでの裕也さんとジュリーの再現!
この日は裕也さんと希林さんの結婚式があり、ジュリーも久世さんも立会人として出席。
(実はこのステージ上での裕也さんも、とてもこの日別の女性との結婚式だったとは思えないほどジュリーにメロメロなのですが
当然このリサイタルを観ていた久世さんは、後にその日の出来事をエッセーに書かれていますが、この時のステージ上でのジュリーに相当参っちゃったようですね~

ジュリーもそんな久世さんの遊びゴコロというには熱すぎる思いは先刻ご承知だったのでしょうが
「久世さん、今日はサービス。好きにしていいよ」
って、心の中で微笑まれていたのか(キャー自分の妄想に溺れそうです←バカ

今日のDVD:「沢田研二 in 夜のヒットスタジオ」DISC1
色々見どころ満載の1枚ですが今日の一押しは“コバルトの季節の中で”3回目ご登場の回。
髪型完璧イントロで珍しく柔らかく微笑まれたお顔に瞬殺
内側から輝くような美しさです

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