ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

龍田古道を歩いてきた11

2021-04-09 21:49:41 | ウォーキング

これが金山彦神社の入り口の石。



これが境内のお百度石。



そしてこれが伊勢神宮の遥拝所です。



ここは本来の大和川沿いの道から
1キロ以上離れた山の上でしたが、
龍田道の一部だったのですねえ。
頑張って登って来た甲斐のある神社でした。

さあ、ではまた昇ってきた道を
下ってゆきましょう。
こんな入り組んだ道が横にみえます。



降りてゆく途中、先程の洗濯物の人が
まだそこにいてはったので、

「無事に神社に到着しましたあ」

とお礼を言っておきましたよ。

どんどん下って行って、
下の元の交差点に出たら、
大和川沿いの道を
南下するように歩いてゆきます。

こんな田舎に巨大な建物がありますよ。



マンションみたいに建てたんでしょうが、
今は老人施設になっています。
最近はこういう物件が多いですねえ。
和歌浦なんかも廃ホテルを
そんな風に活用していましたねえ。

その先でJRを超えたところに、
「河内堅上」はこちらのような
看板が立っていました。



線路沿いのあぜ道のような
コースを案内しています。



このまま自動車道を歩いても
面白くないのでこちらの方に
向かって行きましょう。

河内堅上の駅のところは
元々通る予定だったので
ちょうどよいでしょう。
そうして入った道が、
なんととても気持ちいい道でした。

JRの線路の横の静かな道を歩いてゆくと、
こんな小さな橋が何本も架かっています。





なんかもう別世界ですねえ。
そしてやがて道は本当に田んぼの
中のあぜ道になってゆきます。



もうまるで昔の道ですねえ。

遠くに見えるのは明神山かなあ。



なんか情緒たっぷりの道ですねえ。
道にはすみれの花が咲き、



土筆も顔を出していました。



空き地になった畑には笹が生え、



そこに大きな木が生えていましたよ。



その木からウグイスの鳴き始めの
可愛い鳴き声が聞こえてきます。



あれ?どこにいるのかなあと
立ち止まって見ていたのですが、
結局見つからずあきらめたときに、
チュチュチュ~と飛んでいきましたね。
春の声でした。
ヒャーほんとになんともいい道だと、



遠くのJRを眺めたりしつつ歩いていますと、
こんな看板がありました。



そうですねえ。
やはりこの道が「龍田道」なんですね。



そんな道もようやく村の中に
入ってきて終わったところが、
JRの河内堅上駅です。



なんかいい駅ですね。



駅前の商店も名字と名前付きの商店
というのも面白いですねえ。



きっと重要な役割を果たしている
商店なんでしょう。

「お~い、牛乳がないぞ」
「春吉さんとこ行っといで」

村の人はきっとこんな会話を
交わしているんでしょう。
山の中の駅ですが、
JRの関西本線なので
本数は結構多いようですねえ。

駅前の自転車置き場の所には、
バイク置き場もありましたよ。
山の中ですからバイクがかなり
重要な交通手段なんでしょうねえ。



その駅の所にもこんな看板がありました。

え~、金山彦神社まで1キロ?
もうここまで3キロくらいは
歩いていますよ。
何か近道があるんですかねえ。

そしてこの先は「亀の瀬」と出ています。

ここは今回の楽しみの場所の
ひとつですねえ。
亀の瀬の大和川の中にある小さな石が
「亀石」といわれています。

友ヶ島に始まり山々を超え、
大和川の石に至るまでの
28ヶ所が役行者の経塚といわれ、

「葛城二十八ヶ所遍路」

といわれています。
役行者の人形が海辺の崖の上に
でんと座っている友ヶ島にある
1ヵ所めのトンネルから数々の山を越え、
二十八か所目の経塚が
川の中の石という何とも
自然感たっぷりのお遍路道があるのです。

その亀岩を見るのが
今回の楽しみのひとつでもありました。

続く


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