体が軽い日、重い日

昨日のトレーニング談義に関連して、
最近もうひとつ思うことがあるので、
ここに記載しておきましょう。

スタジオ内ぐるぐるまわりの
トレーニングの様子は、
毎日一枚の紙に記載しているのですが、
そのなかにワンクールごと、
つまり１５０mごとに感想を
書けるようにしてあり、
時おり気付いたことやいろいろ
周りから入ってくる情報を記載しています。

例えば、マスクを着けて
走ったとかも書いてある。

普段はマスク無しで一人で
ぐるぐる走っているのだが、
時おりスタジオ内に入ってきて、
鏡見ながらストレッチなんかを
しに来る人がいると、
やはりそうしなきゃいけないと
絶対マスクを着けるようにしている。

そんな時にはコメントを分析してみると
どうしても同じ負荷だと思って走っていても、
タイムが落ちたりするのは
予想通りやけど面白いものがある。

また姿勢を意識して走ったと
書いてあったら、腹筋背筋を
見事に使っていたのが、
練習後に実感として伝わってくると
いうこともあった。

さらに、たいがいは
「今日は左ひざに違和感」
とか「体が重い」とか
コメント欄に書いていたりするのが、
「今日は体が軽くて調子がいい」
なんて日が、二週間に１回くらいは
やって来るのもまた興味深い。

なぜこんなことが起こるのだろう。

前日にお酒を飲まなかったとか、
焼肉を食べたとかそんなこともないし、
ストレッチをいやというほどした
というようなことでもないのに、
そんな調子のいい日がふいに現れるのだ。

自分の体ってもういっしょに
６５年以上も過ごしているのに
わからないことだらけやね。
高齢化してそんな好調化の
周期は変わるのかもしれないけど、
もしマラソンのコーチとかやったら
そんな周期を見逃さず、
本番レースの時にそんな好調期が
来るように調整したりするんでしょうね。

そんな時にはとにかく走っていても
さほどしんどいこともなく、
もっとペースをあげれるんやないか
と思ってしまう感じになる。
でもねえ、それはやはりdoironには
警戒すべきことで、ぐっとこらえて
静かに練習をしないといけないですね。

というのもそんな調子のいい時って
なんかあちこち故障しがちやもんね。
高齢者だから体の故障じゃ
もうどうにもならないこともあるから
なおさら要注意である。

そんなふうに自分の体を通じて、
いまだにいろんなことを
勉強しているような始末です。

それからラジコを聞きながら走るのも、
へえ～と思うような情報が
入ってきて面白いのです。

布袋さんが出したニューアルバムが
よさそうやなあとか、
視聴者の連絡でこんな春の
出来事があるよというのも
興味深く聞いている。
うまくいけば歩きにつながるもんね。

また山菜の話になった時には
思わずニコニコと笑っていたりする。

まあ聞いている本人は
納得しているのですが、
これもはたから見たら、
スタジオ内をぐるぐる回りながら、
ニコニコ笑っているおっさんなんて
こんな不気味な景色はありません。
これはやはり注意しないといけません。

また最近はロシアの話なんかも
ニュースによく出てきたりして、
そんなときには不安な顔をして走る
おっさんであったりもしますが、
あまりそんな顔で苦しそうに
走るというのも、これまた世間に
いらん心配をかけるかもしれないと
注意しないといけないですね。

なかなか世間を気にして
生きていくのもむつかしいもんだ。

体的には厄介なおっさんですから。
まあ、どちらかといえば
ニコニコ笑っている方が
世間に罪がなくていいのかも
しれませんがね。


左の赤いストレッチ台が物置
真中の青いシートがストレッチ用
部屋の二面がガラス張り

スタジオ内のグルグルまわりは
一週間に５回実施している。

それはまあ自分を通じて
いろんなことを学ぶ大切な時間でもあり、
それなりに体を鍛える時間でもあるわけで
ぜったいむりはしないで
でも、なかなかやめられまへんなあ
なんて思ったりしている今日この頃です。