ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

四国絵の展示会に向かって19

2023-03-12 21:07:06 | 旅行

伊尾木洞見学も終え、



さあでは今回の八十八か所確認の
最後のお寺である、
第26番札所「金剛頂寺」に向かいましょう。

この寺は空海が創建した
最初のお寺といわれています。
歴史がありますねえ。
お寺に向かって長い坂道を
車で登ってゆきます。
すると登りながら当時のことが
少しずつ思いだされてきます。

確か駐車場にコンテナがあったんじゃないか・・・。

景色を見ているだけで当時のことを思い出すって、
人間の脳ってどうなっているんでしょうねえ。
その記憶通りのコンテナのある駐車場に入り、
そこから歩いてお寺に上がってゆきましょう。



長い階段が続きます。



この寺の絵で以前描いてある絵は、
椿の木です。
これは生えている木ではなく、
がん封じの木なんだそうです。

当時の記憶では、やはり首藤さんの
病気のことも気になっていたので、
これはありがたい木だと思って
描いたのですが、
もしかしたらこの寺なら
もっと特徴のあるものが
あるのではないかと思い、
寺にお参りしたあと中を
うろうろ歩いてみました。



するとなにやら案内板が立っていますよ

「ヤッコウソウの自生地」

と書かれています。
ああ、牧野植物園にこの草の
模型がありましたね。
そうかあ、こんなところに
自生地があるのかと思い
しばらく歩いてみると、
おお~スダジイの木の下に
何やら生えているぞ。
そこにあるのはヤッコソウの花の後でした。



花の時期は11月なのでその名残です。
日本では高知、徳島、宮崎、鹿児島、
沖縄と限られたところにしかありません。
これは立派な特徴ですねえ。

ここの絵は、この植物の絵に
変えようかなあという気になりましたね。



少し変更の可能性ありです。
お絵描きテーマの変更は大ニュースです。
これはちょっとじっくり考えましょう。



そうして今回の最後のお寺訪問を終えました。
もうこの時点で午後4時です。
今日中に帰れるでしょうか。
さっさと車に乗りこんで室戸岬に向かいます。



でも途中で道の駅がありましたので、
トイレ休憩を兼ねて寄りました。
そこでたくさん売られているのが
ブンタンでしたね。
この時期はどこに行っても
ブンタンが山のように売られていました。
特産品なんですね。
でもなあこうして車で走りながら、
ブンタンが実っている姿なんて
見たことないのになあ。
もっと山の奥の方なんでしょうかね。
お土産に少しだけ買って帰ります。

やがて車は室戸岬に到着です。



少しだけ海岸線の方に降りてゆきましょう。
あの四国の南のとんがった岬ですね。
ほとんど人はおらず、
まだ少し冷たい春風が吹く港でした。



この岬のすぐそばに大きな
トンネルの様な洞窟があります。



それがみくろ洞と言われるところです。
空海さんはこの洞窟で激しい修行をし、
悟りを開いたところで



外を見たら空と海しか
見えていなかったから



「空海」という名前を持ったんだそうです。
凄い所なんですね。

そんなお洞も見学したら
もう5時前です。
頑張って帰ることにしましょう。

ナビを入れたら帰宅時間が
もう11時頃です。
最初の思惑通りに徳島から
フェリーに乗ればその就航時間から
帰宅は1時を超えることになりますので、
がんばって車運転で帰ることにしましょう。

このあと小さな水族館を横に眺めたり、



車にもなる珍しい電車を眺めたり



もしましたが、あわただしくて。

結局この日に家に着いたのは
午後11時を回っていました。

展示会に向けてじっくり
下調べをした高知旅。
観光もしっかりできた
とても充実した旅でした。

さあ、帰ったら絵を描きなおしたり
しましょうかね。
お遍路ウロウロ旅に
お付き合いいただき
ありがとうございました。

しばらくしたら愛媛にも
行く予定ですので
また読んでくださいねえ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする