絵手紙資料館には、
はがきサイズだけじゃなくて
大きなサイズの絵もありました。
ネットから
はがきに書いて出す絵手紙だけじゃなく、
本当に絵「手紙」で封筒に入れて
出したような作品も多かったです。
これらはただ単に作品としてるだけじゃなくて、
宛先の対象者に何かを訴えよう
としている作品が多かったですね。
もちろんはがきサイズのものもあります。
「なるほどねえ~」とそんな作品を
眺めるとともに、
これらの掲示の方法についても、
まもなく自分の展示会を迎える身としては、
とても興味を持ちました。
裏側とか貼り付けられている様子を
見てみると、意外に写真の角っこを
挟み込んで止めるコーナーブロックも
採用されているようです。
これはいいですね。
手軽ですしね。
絵手紙の第一人者である小池氏の資料館でも
採用されているんですから、
doironの展示会でも
多用させていただくことにしよう
と決心しました。
まあそんなたいそうなものでもないんですが、
もしばらばらと貼り付けた絵が落ちると、
店にも迷惑ですし、もちろんその下
でコーヒーを飲んでるお客さんにも
申し訳ないですから、
しっかりと貼り付けておくことが
大事ですね。
家に帰ってからの絵手紙展準備作業
に向けての決意も新たにしている
doironなのでした。
ここの絵手紙美術館で、
中身的にも絵手紙貼り付け的にも
とても参考になる時間を過ごしました。
いやあ、これで自分の展示会も
何とかなる男で過ごせたらなあ
と思わずにはいられません。
この絵手紙美術館があるのは、
山梨県忍野村です。
忍草地区と内野地区が合併したので
こんな名前になっています。
忍草というのはシダ類のことを表します。
そうここはシダ類が育ちやすいように、
富士の湧き水が大量に
湧くところなんです。
一か所、そんな湧き水の集まって
いるところがあり、そこは
「忍野八海」という名前で
言われています。
絵手紙美術館の少し奥の方に
あるのですが、まあ残念ながら
時間的にも押し始めていますので、
ここはスルーすることにしましょう。
またいつか訪れることもあるでしょう、
またまた何とかなるおっさんは思うのでした。
では、これから今回最後の富士五湖
となる「山中湖」に向かいましょう。
ここは富士五湖最高の広さを持つ湖です。
水面の高さも高く、
高所にある湖ということになります、
しかし水深は13mと浅いので
全面結氷することもあるそうです。
湖内のボート遊びのほか、
ブラックバス釣りも人気で、
ホテルなどの観光地としても
十分発達しています。
湖岸を走っていると、
まるで琵琶湖のような
にぎやかさがあります。
ああ、道の駅もありますねえ。
帰りにはお土産購入で
よっていきましょう。
それにしても時刻はお昼を過ぎています。
あまり空腹ではないのですが、
ぼちぼち昼食にしましょう。
最初から山中湖にいったら
昼飯にしましょうと考えていたので、
うろうろきょろきょろと
食堂を探したりします。
今回の昼飯と以前から考えていたのは、
山梨県だし、ホウトウかなあ
と思っていたのです。
でもねえ、さすがに朝飯も多く
腹いっぱい食べてきたので、
さほどおなかは空いていません。
結局こんな蕎麦屋に突入しました。
山中湖の目の前です。
蕎麦屋の窓から山中湖が見えます。
そして桜がきれいに咲いています。
ああ、さすがにこの辺は山の中だけあって、
まだ桜も見れるんやなあと思っていたら、
なんとこの辺の桜は今から
ピークを迎えるんだそうです。
蕎麦屋でおなかを膨らまし、
道の駅でお土産を買い、
雨でもなんとかなる男たちは、
様々な観光に酔いしれながら、
日本一の山のふもとをたっぷり
観光してきた旅行でした。
楽しかった。
天気の悪い日に出発した旅でしたが
やはりうわさ通りに何とかなりましたね。
考えたら、人生これでいいんじゃないですか。
いい日ばかりでもない、でも何とか
なればそれでいいですよね。
そんなことを考えたいい旅でした。
長期連載、読んでくれて
ありがとう。